皮膚がこすれて死ぬ程痛かった
PINOKO X&O
- Magazine ID: 1110
- Posted: 2012.07.31
上京したPINOKOに彼氏ができた。ギタリストだった。クラブで行われたファッションショーのイベントで演奏をするというので観にいった。
「その会場のど真ん中に、天井まで伸びる、あの銀のポールが立っていたんです!」
彼女はそこでポールダンスと出会い、彼氏のギターよりも夢中になってしまった。
「それまではストリップショーのイメージしかなかったんです、私も。でも、ポールダンスってなんてアクロバティックでアートなんだ! と感激しました」
そこで今の師匠にも出会い、レッスンを始めた。
「皮膚がポールにこすれて死ぬ程痛いんですよね。だけど練習しているうちに痛みもなくなってくる。つかめてくる。1カ月ほどでいきなりショーに出さされて、もう病み付きになりました」
今は企画会社で働きながら、来年にはポールダンスのインストラクターにも挑戦したいと思っている。
「とりあえず、NYで本物のポールダンスを見たい。技もいっぱい覚えたい。1人1人、体が全然違うから、同じ技をやっても同じに見えないところが面白い。ぜひちゃんと観に来てください!」。
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出演:X&O
2011年結成。EMIJAY、ELLES、RiE、PINOKOの4人を中心としたガールズパフォーマンス集団。エアリアルシルク、ポールダンス、バトントワリングなど、様々なジャンルを取り入れたアクロバティックなステージングでオーディエンスを魅了する。現在、アーティストのバックダンス、ミュージックビデオへの出演、クラブイベントなど数々のステージで活動するほか、日本・台湾同時デビューも決まり、その活動の場をアジアから世界へと広げていく。
X&Oオフィシャルブログ http://ameblo.jp/xando-pro/ -
取材・文:森 綾
1964年8月21日大阪市生まれ。スポニチ大阪文化部記者、FM802開局時の編成部員を経て、92年に上京後、現在に至るまで1200人以上の有名人のインタビューを手がける。自著には女性の生き方についてのノンフィクションが多い。『キティの涙』(集英社)の台湾版は『KITTY的眼涙』(布克文化)の書名で現在ベストセラー中。
http://blogs.yahoo.co.jp/dtjwy810
撮影協力:
リストラッツィオーネ レ・ジーア http://www.le-ga.jp/
MUSIC×RESTAURANT TIME512 http://www.time512.com/
撮影:萩庭桂太