パーティが盛り上がってきた頃、駆け込んできてくれたのが、馬頭琴奏者のセーンジャーさん。荷物を置くとすぐに、見事な演奏を2曲、披露してくれた。彼の代名詞と言ってもいい名曲『スーホと白い馬』と、チェロ曲への挑戦として『アメイジングブルース』。わいわい騒いでいた会場も一瞬、彼の音色に聴き惚れていた。
 吉俣良さん、セーンジャーさんだけでなく、登場してくれたミュージシャンたちのミニミニコンサートも、YEOパーティの呼び物のひとつ。しかもハギニワ氏は時おり、こんなことを言っている。
「夢なんだよなー。YEOに出てくれたミュージシャンたちのコンサート。大きなホール借りて、みんなが交代で演奏してくれるの、やってみたいなー」
 クラシックからジャズ、ポップス、演歌、歌謡曲、その他いろいろ、YEOにはたくさんのミュージシャンが登場してくれている。その人たちがみんな出てくれたら、それはもう、センセーショナルなイベントになるはず。音楽を愛するハギニワ氏の切なる願い、ミュージシャンのみなさん、頭の片隅に置いといてください。
 ちなみに、ハギニワ氏からこれを読んでくれているみなさんへ、こんな通告が。
「2021年2月19日、YEO9周年のパーティをやります! みんな、予定に入れて置いてください!」
 来年も、お待ちしています!

セーンジャー 15年1月26日~
(写真左上から セーンジャー、ジャスミン、宝積有香、高橋なぎ、城下カズ)敬称略

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/