ひょんなことから、今週のYEOのヒロインとして登場することになった吉村優花。女優になって、今年が3年目。映画やドラマにちょこちょこ出演しているその中で、彼女の魅力が爆発しているのが、WEBメディア『日経doors』のブランドムービーだ。
 演じているのはフツウのOL。仕事に追われながらキャリアアップにリア充、女子力アップを目指して暮らすその中で、時には疲れたり、下を向いてしまったり。多すぎる情報に流されながら、自分らしさって何? 自分が本当にしたいことは何? 自分が行くべき道はどっち? と、もがいている。そんな、フツウっぽさと夢と希望と焦りと挫折と根性ともどかしさを、吉村優花は全身で表現している。
 そして今回、YEOに登場することになって、彼女は自分なりのテーマを考えた。
「〈吉村優花の過去・現在・未来〉です。今までの私の姿は、渋谷の路上とか通っていた学校の通学路で撮ってもらいます。現在は、通っているワークショップのあるエリアや、バイト先で。そして未来の姿は、映画の撮影所をお借りして撮影しました。いつか映画に主演して、撮影後、カラッポになったスタジオにいる私、をイメージしたんです。でも萩庭さんに撮影してもらいながら、なんとも言えない気持ちになっちゃったんですよね」
 映画やドラマで、これが代表作、と言える作品がまだないこと。もっともっと活躍するはずだったのに、足踏みしている自分。大きい夢を抱えながら走り続ける、悔しさともどかしさ。それらがごっちゃに押し寄せて、〝なんとも言えない気持ち〟になった吉村優花。今週、金曜日まで連日更新する5枚の写真には、ありのままの自分をさらけだし、まっすぐに未来を見つめようとする彼女が写っている。
 あと何年かしたら、ブレイク前夜の彼女はこんなことを言っていたんだなぁ、と、みんなが思うかも。未来のお宝になるかもしれない今週のYEO、お楽しみに!

  • 出演 :吉村優花 よしむら ゆか

    1996年生まれ、千葉県出身。ドラマ、映画で活躍中。最近の主な出演作に『日経doors』ブランドムービーなど。

    東映マネージメントhttp://toei-management.com/yuka_yoshimura.html

    ツィッターhttps://twitter.com/yukay0715

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/