もともとハンドボールの選手だったヤハラリカ、数年前から夏場は海辺で、ビーチハンドボールを楽しんでいたという。
「選手仲間だった男の子がビーチの日本代表になっていたんです。で、自分もやってみたら、体育館でやるハンドボールとビーチハンドボールは、人数もルールも違うので、最初はぼろ負けしたんですよ。なめてかかっていたのに、どうして勝てないんだろう? って、悔しくて面白くて。そのまま知り合いのチームに入れてもらってやっているうちに、いつのまにか日本代表の候補選手に選ばれていました」
 日本ではイマイチ認知されていないけど、実はハンドボールは、ヨーロッパでは人気の高いスポーツ。リオデジャネイロ・オリンピックではサッカーについで、2番目に動員数が多かったという。2024年のパリ・オリンピックではビーチハンドボールも正式種目になる可能性が高く、2020年の東京オリンピックでデモンストレーションが行われることが決定しているとか。
「私はゴールキーパーなんですけど、ゴールキーパーは経験がモノを言うんです。このシュート体勢ならこっちに打ってくるとか、この選手はここが好きだな、とか、ディフェンスこうしてくれたらここしか打てない、とか。データを集積してやるポジションなので、40代でも選ばれる選手がいるくらい。だから私も、まだまだ負けません」
 さらにヤハラリカはこの春、ビーチハンドボールのアンバサダーに就任することになった。今後、ビーチハンドボールを人気種目にするための活動が続く。
「そこで、なにかいい手はないのかなって。考えたのが、クラウドファンディングなんです。明日のYEOの記事、ぜひぜひ見てください!」

【クラウドファンディング実施中】
ナミブ砂漠で行われるウルトラトレイルレースに挑戦。6月に中国で行われるビーチハンドボールアジア選手権・日本代表チームの遠征費用に向けたもの。All-in方式。3月24日23時59分まで。
   https://camp-fire.jp/projects/view/132535