#4 ナチュラルデカ目の作り方
目元プロデューサー 垣内綾子
- Magazine ID: 3768
- Posted: 2018.08.30
垣内のサロン『MANHATTAN』は〈まつげ難民〉の駆け込み寺。ひとりひとりの客の目元の悩み相談にも乗っているという。お客様がハッピーになるのが第一目標なので、その人に合ったメイク方法を教えてあげたり、間違った危険なメイクをしている人には、もっとこうしたほうがいいですよ、とアドバイスしたり。そして向いていない人には、まつエクを薦めないこともあるとか。
「意外とみなさん、髪の毛のことはたくさん知識があってもまつ毛のことを知らないんですね。私みたいなまつ毛オタクにとっては当たり前のことでも、普通の人が知らないことがとても多い。説明してあげると、すごく喜ばれるんです。ものまねメイクとしてしられるざわちんさんも以前からウチのサロンに来て下さっているんですけど、さすがプロたくさんの鋭い質問をくださいます。答えると〝この知識はみんなが知らないです。まつ毛や目元の知識などを、みんなに教えてあげて〟と言って下さいました。そのざわちんさんの言葉は、今回、この本を出すきっかけのひとつです」
本のタイトルは『人生が動き出す! ナチュラルデカ目の作り方―奥二重 一重 小さい目 たるみ目 離れた目 腫れぼったい目―』。
「まつエクだけでは解消できない悩みをお持ちのお客さまはたくさんいるんです。私はこんなに近いところからお客さまの顔を、目元を見詰め続けてきましたから、コンプレックスも、それを解消するアイデアもたくさん持っている。それをこの本でお伝えして、コンプレックスを解消して、みなさんにハッピーになってほしいです!」
たとえば、白目の話。最近は実際の黒目よりも大きめの着色コンタクトレンズを入れて、黒目を大きく見せるテクニックが全盛だけど、垣内はこう言う。
「黒目だけがやたら大きくなると、怖くないですか? それより私がお薦めするのは、白目をキレイにして、目立たせること。身体の中で唯一水分をたたえて輝く、白く美しいパーツなんですから。目薬を使うとか、ケアするとか、ブルー系のマスカラを使うという手もあります。この白目と黒目のバランスの話は、この本を出して1番反響の大きいテーマでした」
年齢を重ねた女性の場合は、若く見せようという努力が、裏目に出ることもある。
「目の下にクマが出る方は、目の周りにコンシーラーを使う方が多いですよね。でも人間は1日に2万回まばたきをしますし、目の周りの眼輪筋はよく動くんです。だからシワになるんですけど、そこにコンシーラーを塗って時間が経つと、シワの部分にコンシーラーがよれて、筋になって、よけい老けて見えます! 逆効果の老け増しメイクです。チークで血色を良く見せたほうが、全然若く見えるのに!」
他にもいろいろ。知りたい人はぜひ、彼女の本を手に取って。
とても簡単に出来るうテクニックが満載です。
「目元が変わるだけで、人生は変わります!」
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出演 :垣内綾子 かきうち あやこ
目元プロデューサー。雑誌モデル、歌手として活躍するかたわら、営業職でも成果を上げる。27歳で渡米、ニューヨークで〈まつげエクステ〉と出会い、2012年4月日本でまつげエクステのサロン『MANHATTAN』一号店をオープン、現在は国内 東京恵比寿本店とし7店舗、アメリカにも1店舗を展開。
アメリカ店でも技術の高さが話題になり美容口コミサイトで5つ星獲得するほど人気店へ公式ホームページ(FB ・ツィッター・インスタグラムへのリンクあり) http://manhattan-eyelash.com/
『人生が動き出す! ナチュラルデカ目の作り方―奥二重 一重 小さい目 たるみ目 離れた目 腫れぼったい目―』
まつげエクステのサロン『MANHATTAN』の経営者として、アイリストとして何千人という女性たちの〝目元の悩み〟に向き合って来た垣内綾子が、自身の経験をもとに、目元プロデューサーとして知恵とアイデアを詰め込んだ一冊。コンプレックスを解消してみんなをハッピーにしたい、という想いから、まつげエクステだけでなく光を利用した若見せのハウツーや脳の錯覚を利用した(発想の転換)などのメイクのテクニック、など簡単に出来る引き算メイクなどを提案。悩める女子をコンプレックスから解放し、さらに心から美しくしてくれる。YEOからお知らせ:YEO専用アプリ
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取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/