公用語はほぼ英語
Harp & Soul
- Magazine ID: 1540
- Posted: 2013.08.05
さて、ここに居並ぶ美女4人。グループ名はHarp & Soul。少々異色な音楽ユニット。
メンバーは写真右から、新井薫さん、ハープ、ヴォーカル。エイミー・ブラックシュレガーさん、ギター、ヴォーカル。キャリ・ダンカンさん、ヴォーカル。ギサッペさん、カホン、パーカッション。
年齢も経歴も性格もまったくバラバラな4人が、何かに引き付けられるように自然に集まって出来たグループなのだそうだ。新井さん曰く「オーガニックに集まった」ということだ。
新井さんはもともとクラシックのハープ奏者。エイミーさんはアメリカ出身で、日本在住のスタジオ・ミュージシャン。キャリさんは日米のハーフで、ウェディング・シンガー。ギサッペさんはロック・ドラマー。
メンバー全員がバイリンガルなのでグループ内の公用語が英語7割、日本語3割という国際派。実際のライブ会場でもお客さんの半数近くが外国の方々。MCも英語と日本語両方で話される。
楽器はハープとアコースティック・ギター、それにカホンというパーカッション。アンプラグドな編成だ。この4人が奏でる音楽の一番の魅力はなんといってもコーラス。3声でハモるコーラスは美しいなんてもんじゃない、正直感動もの。
人間の声というのは世界中のどんな楽器より素晴らしいという事を再認識できる。そんな歌声を聴かせてくれるのです。
メンバー4人、個別にインタビューしてみました。
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出演:Harp & Soul
2012年に結成された女性4人からなるインディー/ポップユニット。自分たちの好きな音楽を演奏したいという想いで集まり、ライブハウスやイベントなどで演奏するようになった。シンガー・ソングライターのエイミー・ブラックシュレガーはCMやゲーム、アニメの挿入歌などを多く手がけてきた実力派ミュージシャン。彼女が作る歌は想像を超えるユニークな歌詞と美しいメロディが特徴で、新しい曲を披露するたびにメンバーが涙ぐんでしまうほど。キャリ・ダンカンはその並外れた深くソウルフルな歌声で、ライブやイベントでお客さんのハートを掴んできたシンガー。パーカッショニストのギサッペは13歳からドラムをたたいて来た、ロック畑出身のドラマーで、このユニットではペルー音楽発祥のカホンという箱形ドラムを叩いてハートビートを作っている。最後にハープの新井薫はグランドハープおよびアイリッシュハープを使ってこのHarp & Soul独特の色合いと雰囲気を作り上げている。
初のアルバム『Lemongrass』が7月26日にリリースされたばかり。タワーレコード渋谷店、銀座・山野楽器で購入可能。詳しくはホームページまで。オフィシャル・ウェブ・サイト http://harpandsoul.jimdo.com/
フェイスブック・ページ https://www.facebook.com/harpandsoultokyo
取材・文:横田一郎
撮影:萩庭桂太