爪の次はお尻をキレイに
岡田薫
- Magazine ID: 1350
- Posted: 2013.11.14

「爪の次に、私がキレイにしたいのはお尻です」
えっ、お尻? こんなにキレイな女性の口から意外な言葉が飛び出して、ちょっとビックリ。今、本当にお尻って言いました?
「はい、お尻です。ネイリストになってから、私、ずっとお尻で悩んでいたんです。ネイリストって、1日じゅうずっと座ったままで仕事をしているでしょう。そのせいで、お尻に吹き出モノや黒ズミが出来ちゃうし、肌の乾燥やシワもすごく気になって。そんな状態だと女力も弱まって、すっごくテンションが下がるんです。それこそネイルに自信がない場合と一緒です。お尻が最悪だと水着を着る気になれないし、積極的にデートに行く気にもなれません」
なるほど、女性が幸せでいるためには爪だけでなく、お尻のコンディションも重要というわけですね。とは言え、爪と違って、下半身の悩みはおいそれとは口にしにくい。だが、あるとき「実はお尻で悩んでいるんです」と、岡田さんがサロンのお客さまに打ち明けたところ、「わかるわ~、私もよ」という意外な反応が。スタッフたちにも尋ねたところ、「私も、私も」という嘆きの声が続々と。
「それで、次のターゲットはお尻に決めました。ネイルが女性をハッピーにするように、お尻をキレイにするクリームを作れば、女性の笑顔がどんどん連鎖して広がっていくんじゃないかと思って」
以前、ネイルの薬剤で全身がカブれた岡田さん。自分のような敏感肌の人でも使えるようにと、古くから薬草として知られる月桃(シェルジンジャー)というショウガ科のハーブを主成分としたオーガニックなお尻用の美肌クリームを開発した。
「新しい商品を開発するからには、100%自分が納得できるものを作りたい。このクリームを塗ったら肌がどう変わっていくんだろうって、毎日、iPhoneのカメラで自分のお尻の写真を撮りながら効果をチェックしていきました。嬉しいことに、数日でグンとイケてる状態に(笑)。お尻がキレイになると、人生がこんなに幸せになるんだなと、あらためて実感しているところです」
いったいどんな恰好でお尻の写真を撮っていたのだろうと、想像してはいけません。おかげで、ネイルもお尻もピッカピカ! 絶好調の岡田さんが、今後の人生に抱いている野望とは?

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出演:岡田 薫(おかだ・かおる)
1978年生まれ。大阪府出身。ネイルサロン「Lagoon」オーナー。10代の頃から芸能活動を始め、テレビドラマ、バラエティ、映画、CMなど各メディアで活躍。テレビ番組『世界・ふしぎ発見!』ではミステリーハンターとして世界の秘境の数々を訪れた。2010年にネイルサロン「Lagoon」を東京・恵比寿にオープン。「大人可愛い」ネイルデザインを提供し、顧客には歌手、人気モデル、タレントも。また、オリジナル化粧品「Lagoon Organics」の商品企画開発も始め、第一弾商品としてオーガニックヒップケアクリームの販売も開始。
岡田薫さんオフィシャルブログ http://ameblo.jp/kaoru-okada/
「Lagoon」公式サイト http://www.lagoon-nail.jp/
「Lagoon Organics」公式サイト http://www.lagoon-organics.com -
取材・文:内山靖子
ライター。成城大学文芸学部芸術学科卒。在学中よりフリーのライターとして執筆を開始。専門は人物インタビュー、書評、女性の生きかたや健康に関するルポなど。現在は、『STORY』『HERS』(ともに光文社)、『婦人公論』(中央公論新社)などで執筆中。
ヘアメイク:えのもとみゆき(BLANCO)
撮影:萩庭桂太