5 さて、これから
佐々木ありさ
- Magazine ID: 3894
- Posted: 2019.07.26
大河ドラマ『いだてん』に大抜擢された新人女優・佐々木ありさ。これからは、さて、どうする?
「これから、本当に不安です。オーディションも、出演履歴に『いだてん』と書けるようになったんですけど、でもその先を勝ち取らないと、次のお仕事はいただけませんし。これからはひとつひとつ、めちゃめちゃ本気でいかないと、ダメだと思います」
今は黒髪で、清楚な雰囲気、ではあるけれど。
「女子高生の役とかも、まだいけるかな、と。そういう役にすぐ対応できるように黒髪にしているんですけど、もし役で髪をピンクにしろって言われたら、喜んでピンクにします!」
覚悟はできた。根性もあるみたい。この先、いったいどんな役にハマって、どんな表情を見せてくれるのか、楽しみだ。
ところで、目標にしている俳優さんは、いますか?
「佐藤浩市さんです! すごいカッコいいな、と思って。映画『64』を見て、すごく好きになりました。なんか、好きなんです、年上の男の人。今回ご一緒した阿部サダヲさんとか、カッコイイですよね。落ち着いていて、器が大きい感じ。大好きです」
なるほど、ちょっと小悪魔系の役も、見てみたい。
可能性をいっぱい抱えて、佐々木ありさの女優生活は、始まったばかりだ。
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出演 :佐々木ありさ ささき ありさ
2000年生まれ、神奈川県出身。NTTdocomo学割「斎藤さんゲーム」(2016)など数々のCMに出演。主な出演作に映画『来る』(2018)、『闇金ウシジマくんファイナル』(2016)、舞台『ミュージカル・まいっちんぐマチコ先生』(2018)など。2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に水泳女子日本代表選手・小島一枝役で登場している。
アイエス・フィールド所属 http://www.is-field.com/management/sasakiarisa.html
ツィッターhttps://twitter.com/ssk_arsa
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取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/