「萩庭さんには、ずいぶん前から宣伝用の写真を撮っていただいているんです。先日、事務所を移籍したので、新たに宣伝用の写真が必要になりまして。今回もやっぱり萩庭さんにお願いしよう、と。すると萩庭さんが、『こんなことしてるんですけど、出てみませんか？』って」
　まんまとハギニワ氏の謀略にひっかかって、女優の櫻井淳子さんがＹＥＯに登場してくれた。相変わらず美しい、実力もキャリアもあるベテラン女優である。
18歳で芸能界デビュー、２年後には初主演の連続ドラマ『誘惑の夏』でゴールデン･アロー賞最優秀新人賞を獲得。以後、『ショムニ』とか『おみやさん』とか『只野仁』とか、出演するドラマはどれも好評でシリーズ化される確率が高い。昔の言い方をすると〝お茶の間に愛される女優〟であり、今っぽく言うなら、〝持ってる女優〟だ。
そんな彼女が今、２度目の転機を迎えているという。
「１度目の転機は、賞をいただいた昼ドラ『誘惑の夏』でした。あれがきっかけで女優として認めていただいたと思うんです。それからいろいろなお仕事をさせていただいて、45歳の今、また新しい世界が拓けるのではないかと、期待しています」
　えー！！！！　45歳？
「そうなんです、童顔のせいか、見えないって言われるんですけど、45歳です」
　自分の年齢をこんなにはっきりと言う女優さん、なかなかいない。今週のＹＥＯは、そんな櫻井淳子さんのお話を、金曜日まで連続更新。今まであまりプライベートについて話してこなかった彼女が、ここＹＥＯでは、あんなことや、こんなことも。お楽しみに！