#3 〝なんかプロいことやってるな〟って
いつか全世界幸せにしてやる! GLIM SPANKY
- Magazine ID: 3191
- Posted: 2016.05.11
GLIM SPANKYの曲は、映画のテーマ曲やテレビドラマ、CMとタイアップになることが多い。ブレイクのきっかけとなった車のCMでジャニス・ジョップリンの『Move Over』をカバーして以来、数多のCMで起用されるようになった。TVや映画、スポーツイベントの分野でも、『褒めろよ』『リアル鬼ごっこ』『NEXT ONE』『大人になったら』などなど、かなりの曲数が起用されている。ワン&オンリーの松尾の声と分厚いグリムの音は、クリエイターたちにかなり愛されているようだ。プロのミュージシャンとしての、成長の証でもある。
亀本 タイアップで音を作っていくの、俺ら好きだよね。楽しんでやってます。
松尾 やる前は、制作サイドの意を汲んで自分を抑えなきゃいけないんじゃないかって、怖かったんです。でも実際やってみたら、全然そんなストレスはなかった。テーマをちゃんと自分の中に取り込んで、それに対する自分の思いを素直に曲に書き起こせば、それはやっぱり自分の曲になる。同時に、その曲を使ってくれた映像や作品を引き立てることもできると思うんです。
亀本 たまに微調整が必要なケースもあるけど、相手とやりとりしながらモノを作っていくのは、充実感ありますね。〝ここだけちょっと変えて下さい、明日まで〟とか言われて、なんとかそれに対応してOKが出ると、〝なんかプロいことやってるな〟って(笑)。勉強になるし、自分のスキルアップにもつながってると思う。
松尾 〝グリムと組んで良かった〟って、相手に思わせたい。絶対そう言わせてやる!っていうハングリー精神で、やってますね(笑)。
新曲「話をしよう / 時代のヒーロー」デジタルリリース
1月に発売したミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』以来のリリース
■リリース情報
配信リリースEP「話をしよう/時代のヒーロー」
4月15日~バンドルプレオーダー開始&「話をしよう」単曲先行配信
5月13日~バンドル配信開始(価格:¥750)
<収録内容>
1.話をしよう(NHK Eテレ「境界のRINNE」第2シリーズEDテーマ)
2.時代のヒーロー
3.踊りに行こうぜ(2015.10.17赤坂BLITZ Live版
)
4.FLOWER SONG (2015.10.17赤坂BLITZ Live版)
5.ロルカ(2015.10.17赤坂BLITZ Live版)
■ライブ情報
『Velvet Theater 2016』
7月9日(土)17:00開場 / 18:00開演
会場:東京キネマ倶楽部
一般発売:5月28日(土)
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出演:松尾レミ(まつお れみ 24歳・Vocal・Guitar)、亀本寬貴(かめもと ひろき 25歳・Guitar)
60~70年代のロックとブルースを基調にしながら独自の世界観を構築する男女2人組新世代ロックユニット。長野県の同じ高校に通っていた2人が出会い、2007年に結成。2009年「閃光ライオット」のファイナリストに選出。2014年6月1stミニアルバム『焦燥』でユニバーサルミュージックVirgin Musicよりメジャーデビュー。2015年7月22日に発売した1stアルバム『SUNRISE JOURNEY』はiTunesのロックアルバムランキングで最高位3位を記録、2016年1月27日にリリースした2ndミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』はiTunesロックアルバムランキングで最高位2位を記録。昨年夏からJOIN ALIVE、FUJI ROCK、SWEET LOVE SHOWER、年末のRADIO CRAZY、COUNTDOWN JAPANなど大型フェスにも出演し、オーディエンスを湧かせるとともに熱い注目が集まっている。
オフィシャルサイト http://www.glimspanky.com/
取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/