「1年前から知り合いの先生に『古流』のお花を習っています。古流では、少ない本数のお花でいかにステキに活けるかが大事。お花が正面を向いているより、ちょっと斜めにしたほうが色気があるよね、という感じが、ステキだなって(笑)」

 好きな花は、桜と赤い花。生け花教室で教材に使った花は持ち帰るので、毎週、旬の花を部屋に飾るようになった。

「女性は部屋に花があったほうがいいって、言いますものね」

 女子力アップは、間違いない。さらに、

「有名なフラワーアレンジメントの方の個展を見に行って、花器の大切さに気付いたんです。花と花器が一緒になって初めて作品になる、だったら花器も自分で作ってみたいと思って、3ヶ月前から陶芸を始めました。いつか、自分の作った花器に花を活けて、個展を開いてみたいです」

  • 出演:小柴綾香(こしば あやか)

    視能訓練士。駿河台日本大学病院勤務。2016年日本ミスユニバース東京大会ファイナリスト。 

  • 取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/