話題のドラマ『ど根性ガエル』〈日本テレビ・7月11日(土)よる9時スタート〉にも出演。演じるのは永遠のマドンナ・よし子先生だ。

「撮影に入る前にアニメのDVDを全部借りて、連日ほぼ徹夜で見ました。よし子先生は優しくて知的で、清楚な中にセクシーさもある素敵な女性なんです。16年間も梅さんのプロポーズを待っていて、私だったらこっちから好きだって言っちゃうのに。しかも、なかなかプロポーズしてくれない梅さんに、内心怒っているんですよ。性格的には、けっこうドSかもしれない(笑)。楽しんで演じています」

 CGのぴょん吉がすっごく自然で、このドラマはかなりの話題作。大人の色気をかもしだすよし子先生にも、かなりの注目が集まるはずだ。

「これからもバリバリお仕事、していきたいです。今は仕事が楽しくて、プライベートって何? そんなのいらない!って思ってます(笑)。お酒を飲むのも共演者たちと、役を深めるために飲むのが好きだし、映画を見るのも勉強のためって思っちゃうし」

かつての姫役者は今、〝姫〟を外して、役者の顔になっている。

  • 出演:白羽ゆり(しらはね ゆり)

    1978年生まれ。福島県出身。98年に宝塚歌劇団に入団。05年に星組トップ娘役に、07年からは雪組トップ娘役をつとめ、『エリザベート』のタイトルロールなど大役を演じた。09年に退団して女優に。『シェルブールの雨傘』のジュヌヴィエーブ役、『銀河英雄伝説』のアンネローゼ役などを演じ、昨年から『ピーターパン』のダーリング夫人、タイガー・リリー役にも挑戦。活躍の場を広げている。

    オフィシャルブログ http://ameblo.jp/yuri-shirahane/

    『ピーターパン』

    7月20日(月・祝)~30日(木)東京国際フォーラム ホールC
    ホリプロチケットセンター03-3490-4949
    ホリプロオンラインチケット http://hpot.jp

  • 取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『BAILA』『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://www.haginiwa.com/