#3 グラビアアイドルは〝女の敵〟?
ビキニと相思相愛 グラビアアイドル いとうあこ
- Magazine ID: 2142
- Posted: 2015.03.11

大学卒業間際にグラビアアイドルにスカウトされ、思い切ってこの世界に飛び込んだ。
「それまでは、グラビアアイドルは〝女の敵〟だと思っていたんです。胸が小さかったから、胸の大きなおねーさんが雑誌に出ているのを見て、羨ましいのと悔しいのと憧れと反感が全部ごっちゃになっていたんですね。
〝この人たちには悩みなんてないんだろうな〟とか〝ブイブイ言わせてるんだろうな〟とか、偏見のカタマリ。
その一方で私、前世は男だったと思うんですけど、女性を男目線で見ちゃうんです。
〝この人、エロいなー〟とか〝自分が男だったらこの人いいな〟とか(笑)」
さて、当人がそのグラビアアイドルになってからは、本人曰く『鳴かず飛ばず』。
「当時はロリ系のグラビアアイドルが流行っていたので、私も黒髪のストレートで前髪切って、すごい清純派を気取っていたんです。天然キャラを演じていたりもしましたね(笑)。でも全然売れなくて、ある日突然〝私、何してるんだろ?〟って我に返って、元の自分に戻したんです。髪を染めて、ぐわんぐわんの巻き髪で。そこから一気に仕事が増えました(笑)」
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出演:いとうあこ
1983年11月4日生まれ。三重県出身。成蹊大学卒。サイズB88cm、W60cm、H88cm、趣味はビキニ収集、ビキニ研究、ビキニ評論とビキニ・ショー・ウォッチング。特技はビキニ・デザインとビキニのキレイな着こなし方。
オフィシャル・ブログ
http://ameblo.jp/itoako/ -
取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『BAILA』『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
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撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://www.haginiwa.com/