#2 『美少女クラブ31』の後ろの方でした。
内藤理沙
- Magazine ID: 1871
- Posted: 2014.12.02
中学2年のとき父親の勧めで〝受験前の思い出作りに〟美少女コンテストに応募したという彼女。あれよあれよという間に最終選考まで残り、大手芸能事務所オスカーに所属。『美少女クラブ31』のメンバーとして13歳から活動を始めた。
「はじめは学生のサークル活動の延長みたいな感じでした。身長が他の子より高かったし、前に前にと行くタイプでもなかったので、並びはいつも後ろの方で、他の子と一緒にワイワイやってる感じ。レポーターやキャスター、CMのお仕事をさせていただいているときも、いずれ、この仕事を離れてしまうこともあるのかなって正直、思っていたんです。」
そんな彼女にプロ意識が目覚めたのは、ドラマの仕事をするようになってから。
「ドラマに出していただくということは、オスカーの先輩たちが歩いた道を私も行くことになるんだ、もう後戻りはできないって思ったんです。これからは演技もちゃんとやらないといけない。すごく嫌いだったんですけど・・・・」
え! 嫌いなの?
「演技のレッスンは受けていたんですけど・・・・、看護師役は絶対やりたくないって思っていたんですよ。専門用語が難しいし、きびきびとした動きなんて全然できないから。でも最初に出していただいたドラマが『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』の看護師役で〝うわ、これはマズイ、すごい試練が来た!〟と思って。でもやっていくうちに、嫌いなんて言ってる場合じゃない、やるしかないなって。で、やっていくうちにだんだん、演技って楽しいかもしれない、と思うようになって。はい、今では大好きになりました(笑)」
正直というか、カッコつけないっていうか。芸能界に12年もいるなんて信じられないほど、ピュアでふつうっぽい。まんま自分を語れるって、なんかいいよね。
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出演:内藤理沙(ないとう りさ)
1989年1月10日群馬県生まれ。2002年「第8回全日本国民的美少女コンテスト」に出場。翌年『美少女クラブ31』のメンバーとなる。2012年4月CX/KTVの『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』で女優デビュー。その後も多くのドラマに出演。11月には映画『クローバー』が公開し、現在はテレビ朝日系木曜21時より放送中の『DoctorX~外科医@大門未知子~』に部長秘書・関ヶ原朋子役としてレギュラー出演中。
撮影協力:Papier Dore パピエドレ http://www.papierdore.com
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取材/文:岡本麻佑
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撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://www.haginiwa.com/