自宅と地元でリラックス
野村佑香
- Magazine ID: 1612
- Posted: 2014.02.06
取材当日の朝、玄関のチャイムを鳴らすと、「は~い」という返事と足音が中から聞こえてきた。ドアが開くと、メイク途中とおぼしき野村佑香さんが立っていた。ここは野村さんの自宅。撮影は、彼女の自宅で始まったのだった。
通された部屋は、住む人の意志が感じられる空間だった。築40年の家を自分たちの好きなように、使いやすいように、適度に手が入れてある。
「インテリアは昔から好きです。中学卒業から20歳頃までの間で、自分がかった高額な物というと、イームズの椅子でした。リプロダクションではなく、ちゃんとしたハーマン・ミラーの本物ですよ」
リビングには、掛け心地のいいジョージ・ネルソンのソファが置かれていた。夫婦それぞれインテリアにこだわりがあり、しかも微妙に方向性が異なるので、家具を見に行くときは2人で。少しずつ買い揃えたり、必要に応じて自分たちで作ったりすることが楽しいという。
部屋でくつろぐ様子を撮った写真を見て、「家の中の顔をしている」と本人がひとこと。たしかに、外でのカットとは違うリラックスした表情だ。
「もう、きょうは見せないところはないという感じですね(笑)。自宅にみなさん来ていただいて、部屋の写真も撮ってもらって」
このあと、地元で野村さん行きつけのピザ店でお昼を食べて。なんだか「野村佑香のお宅訪問」みたい。もしくは「素顔の野村佑香」かな。大勢の食卓での心くばりや、姿勢よく食事をする立ち居振る舞い、お店の人たちとの会話の中に、大人の女性らしさを垣間みることができた。
そう、野村佑香さんは今年の3月で30歳になるという。30代になるにあたっての心づもりも聞いてみよう。
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出演:野村佑香
1984年3月20日生まれ。神奈川県横浜市出身。魚座・0型。成城大学文芸学部ヨーロッパ文化学科卒業。3歳でモデルデビュー後、小5の時に『パパ・サヴァイバル』でドラマデビュー。その後『木曜の怪談 怪奇倶楽部』等ドラマに出演。CM、舞台、映画なども出演を重ねる。健康になるための「食」に関するイベントや活動も幅広く勉強、参加中。NHK BSプレミアム『ぐるっと長靴4000キロ~イタリア半島・港町巡り~』『ぐるっと北欧5000キロ~スカンディナビア半島・港町巡り~』(2011)、『ぐるっとイギリス3500キロ』(12)、『ぐるっとマレー半島5200キロ 海のシルクロードをゆく』『ぐるっとインドシナ半島3000キロ 豊かさと悲しみの大地をゆく』(13)、『ぐるっと黒海4000キロ アジアと欧州の交差点を行く』(14)に出演。最近では、フジテレビの浅見光彦シリーズ『不等辺三角形』のヒロインや、東海テレビ系『潔子爛漫~きよこらんまん~』で個性的な役にも挑戦している。
カレーラ(所属事務所) http://www.carrera-co.jp/
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取材・文:加藤いづみ
コピーライター。東京都出身。成城大学文芸学部卒。広告、SP、WEBのコピーライティング、企画のほか、1996年より某企業のPR冊子(月刊)制作を継続して手がけている。
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ヘアメイク:倉田明美 http://akemikurata.com/wp/
撮影:萩庭桂太