「唯月ふうか」誕生
唯月ふうか
- Magazine ID: 1460
- Posted: 2014.07.15
小さい頃から芸能界をめざしていたという、ふうかちゃん。そもそも、この世界に入るきっかけは?
「小さい頃から歌を歌うことが本当に好きで、小学校1年生のときにヒマさえあれば家で歌っていたんです。そのときお母さんに『そんなに歌が好きなら、レッスンに行ってみる?』って言われたのがきっかけで、それがなければこの世界を目指していませんでした」
おお! 幼い我が子の実力を見極めたお母さん、なんたる慧眼。そのときに「やりたい」と答えて以来、この道一筋のふうかちゃん。
2012年、なんと3万通近い応募があったという「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で決勝まで残った。歌唱審査では大好きなYUKIの「ワンダーライン」を歌い、好評価を得た。
そして、「唯月ふうか」という芸名でデビューすることが決まった。
「『唯月ふうか』っていう名前もかわいいし、ふわふわしているイメージがあって、女の子らしくてすごく好きになりました。でも最初のうちは慣れなくて、学校で『ふうかちゃん』って呼ばれても、無視しちゃった(笑)。あとから“ああ私だ”って気づいて……」
彼女のブログのタイトルも「ふうかとふ~かふ~かな雲の上♪」と可愛らしい。このブログを読むと、自分の考えや思ったことを真面目に伝えようという気持ちが伝わってくる。
「ファンの方がコメントをくださるのが嬉しくて、『今度はこういうことが書きたい』と思うから、自然に書けます。お仕事としてじゃなくて、自分の好きなこととしてブログを書いているので楽しいです」
聞けば国語は苦手だと言う、ふうかちゃん。いえいえ、Q&Aで自分のことを伝えるところなど、形式的な文章よりもよっぽど伝わります。
ところで、現在高校3年生のふうかちゃん。ほかにも苦手な学科はあるの?
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唯月ふうか
1996年北海道出身。2012年に行われた「37thホリプロタレントスカウトキャラバン2012」で演技力と歌唱力が高く評価され、審査員特別賞を受賞。9代目ピーターパンとして、昨年に引き続き本作品に出演。ホリプロタレントスカウトキャラバンの出身者としては、榊原郁恵以来2人目のピーターパン役抜擢となる。主な出演作に、舞台『女海賊ビアンカ』主演ビアンカ・カスターニ役、TV『マトリの女 厚生労働省 麻薬取締官』(テレビ東京)レギュラー・神木春音役、『死神くん』(テレビ朝日)第7話ゲスト・中野亜美(AMI)役など。毎週金曜日24:30からオンエアされている『唯月ふうかのFFFのF(ふふふのふ)』(FM-FUJI)ではDJを務める。11月からミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』にクロエ役(青山劇場、梅田芸術劇場、中日劇場)で出演。
『ピーターパン』公式サイト http://hpot.jp/stage/peter2014
唯月ふうか公式ブログ http://ameblo.jp/fuka-yuduki/ -
取材・文:加藤いづみ
コピーライター。東京都出身。成城大学文芸学部卒。広告、SP、WEBのコピーライティング、企画のほか、1996年より某企業のPR冊子(月刊)制作を継続して手がけている。
https://www.facebook.com/mi.company
撮影:萩庭桂太