本人の日本語による、初日のインタビューはこんな感じ。

――チヨンさんは何歳ですか。

 27歳です。ソウルで生まれました。お父さんとお母さん、弟さん、いる。

――日本にはどれくらいのペースで来ていますか。

 月に1回くらい。半分日本、半分韓国にいます。

――日本のどこが好きですか。

 美味しい食べ物がいる! 私はデザートが好き。日本のデザートは美味しいです。いつも、韓国帰って、ダイエットします。

 電気がきれい(注:イルミネーション?)。皇居のまわりの景色や、丸の内とミッドタウンが好き。友達と奈良、箱根も行きました。韓国も温泉あるけど、日本の温泉はほんとうにきれい。

 横断歩道のサウンドと、車もカワイイです。

――半月、日本にいる間、仕事以外は何をしていますか。

 クッキング。韓国料理をつくります。ポテトチヂミ、キムチフライドライス、トッポギ。

 日本語の勉強もします。運動は、韓国でテニスをします。

 日本ではイヌも飼っています。ダックスフンド。ペイちゃんと呼んでいます。

 一生懸命、言葉を探してくれる。日本語で答えたいのだ、という意志が伝わってきた。今日はそれだけでいいや、と私は思った。

(取材・文:森 綾)

  • 出演:ク・チヨン

    1984年4月17日生まれ。血液型A。韓国出身。H165 B83 W58 H85 S22.5
    主にCMや雑誌などでモデルとして活躍。韓国では「コリアナ化粧品」のイメージキャラクターを務めた(2011年11月末で終了)。ドラマでは韓国版「花より男子」などにもレギュラー出演し、女優としても活躍中。また、韓国新鋭デザイナーたちによるブランドショップ[Level5]のファッションディレクターとしても活躍。

    ク・チヨン オフィシャルHP http://azur-style.com/cjy/
    ク・チヨン オフィシャルブログ http://ameblo.jp/cookjiyeon/

  • 取材・文:森綾

    1964年8月21日大阪市生まれ。スポニチ大阪文化部記者、FM802開局時の編成部員を経て92年に上京後、現在に至るまで1200人以上の有名人のインタビューを手がける。自著には女性の生き方についてのノンフィクション『キティの涙』(集英社)、『マルイチ』(マガジンハウス)など多数。
    映画『音楽人』(主演・桐谷美玲、佐野和眞)の原作となったケータイ小説『音楽人1988』も執筆するほか、現在ヒット中の『ボーダーを着る女は95%モテない』(著者ゲッターズ飯田、マガジンハウス)など構成した有名人本の発売部数は累計100万部以上。
    http://blogs.yahoo.co.jp/dtjwy810

  • ヘアメイク:森泉謙治

    1974年生まれ。1999年、FACE-Tを設立と同時に金原宜保に師事。現在、広告雑誌などをメインに活動。
    主な広告作品のクライアントは、トヨタ、SONY、ロッテ、ハウス食品、エプソン、ヤクルト、レイク、Calbee、京セラ、キリン、チョーヤ、YAHOO.BB、ピザーラ、スバル、新宿ルミネ,東急百貨店、三越、4℃、La Porte、ROUND1、DHC、第一三共ヘルスケア株式会社 サンヨーなど。またエディトリアル仕事をした雑誌は、an an、 nonno、maquia、JJ、MORE、Oggi、With、 CLASSY、FRAU、men’s nonno、smart、JUNON、 H, 裝苑、Shinbiyo、VOGUE KOREAなど。また、Ex:beauteTVCMや ポラロイド PoGoVPなどに出演も。

  • スタイリスト:永川雅代(Dolcezza BridalStylist)

    スタイリスト事務所Cコーポレーション所属後、ウェディングの魅力に引き込まれ2004年独立。広告・ブライダル誌で活躍の後、一般の方に向けてのブライダルのスタイリングを始める。選択肢の幅が広がるブライダル業界で、個々に合うトータルコーディネート(ドレス・ヘアメイク・ブーケその他)の提案、小物のアレンジが好評。相手への思いやり、労わりを大事にという思いで付けた「Dolcezza」、日々多くの方々との出会いで成長中。
    http://dolcezza-mn.com

撮影:萩庭桂太