韓国の白雪姫
ク・チヨン
- Magazine ID: 1472
- Posted: 2012.03.05

「すごくきれいな韓国の新人がいるんだよ…」。
ある日の打ち合わせで、萩庭桂太はそわそわした表情でそう切り出した。
「女優さんですか…それともモデルさん?」
「女優もやっていて、モデルもやってる。… キレイだよー。カワイイよー」
この人の話はだいたい、伝わりにくい。導入部があったかと思うといきなり結論を言ったりするからである。
「… で、なんていう人なんですか?」
「クチヨン!」
「はい?」
「ク・チヨン!」
どうやら「ク」が苗字で「チヨン」が名前らしい。
インターネットで調べて見ると「クク・ジヨン」とも出てくるが、日本では「ク・チヨン」でデビューしたらしい。すでに「25ans」など、モデルとしては活躍中で、女優としてもBee TVのドラマに出演することも決まっているという。
韓国は高級住宅地の江南区在住というから、お嬢様なのかもしれない。
現地ではモデルとしても女優としても人気で『花より男子』などの人気ドラマにも脇役ながら出演している。
「来週、撮影するからインタビューもそのときお願いします。時間はたっぷりあるので」
「承知しました」
私は無表情にうなずいたが、萩庭桂太はやっぱりそわそわしていた。
(取材・文:森 綾)
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出演:ク・チヨン
1984年4月17日生まれ。血液型A。韓国出身。H165 B83 W58 H85 S22.5
主にCMや雑誌などでモデルとして活躍。韓国では「コリアナ化粧品」のイメージキャラクターを務めた(2011年11月末で終了)。ドラマでは韓国版「花より男子」などにもレギュラー出演し、女優としても活躍中。また、韓国新鋭デザイナーたちによるブランドショップ[Level5]のファッションディレクターとしても活躍。ク・チヨン オフィシャルHP http://azur-style.com/cjy/
ク・チヨン オフィシャルブログ http://ameblo.jp/cookjiyeon/ -
取材・文:森綾
1964年8月21日大阪市生まれ。スポニチ大阪文化部記者、FM802開局時の編成部員を経て92年に上京後、現在に至るまで1200人以上の有名人のインタビューを手がける。自著には女性の生き方についてのノンフィクション『キティの涙』(集英社)、『マルイチ』(マガジンハウス)など多数。
映画『音楽人』(主演・桐谷美玲、佐野和眞)の原作となったケータイ小説『音楽人1988』も執筆するほか、現在ヒット中の『ボーダーを着る女は95%モテない』(著者ゲッターズ飯田、マガジンハウス)など構成した有名人本の発売部数は累計100万部以上。
http://blogs.yahoo.co.jp/dtjwy810 -
ヘアメイク:森泉謙治
1974年生まれ。1999年、FACE-Tを設立と同時に金原宜保に師事。現在、広告雑誌などをメインに活動。
主な広告作品のクライアントは、トヨタ、SONY、ロッテ、ハウス食品、エプソン、ヤクルト、レイク、Calbee、京セラ、キリン、チョーヤ、YAHOO.BB、ピザーラ、スバル、新宿ルミネ,東急百貨店、三越、4℃、La Porte、ROUND1、DHC、第一三共ヘルスケア株式会社 サンヨーなど。またエディトリアル仕事をした雑誌は、an an、 nonno、maquia、JJ、MORE、Oggi、With、 CLASSY、FRAU、men’s nonno、smart、JUNON、 H, 裝苑、Shinbiyo、VOGUE KOREAなど。また、Ex:beauteTVCMや ポラロイド PoGoVPなどに出演も。 -
スタイリスト:永川雅代(Dolcezza BridalStylist)
スタイリスト事務所Cコーポレーション所属後、ウェディングの魅力に引き込まれ2004年独立。広告・ブライダル誌で活躍の後、一般の方に向けてのブライダルのスタイリングを始める。選択肢の幅が広がるブライダル業界で、個々に合うトータルコーディネート(ドレス・ヘアメイク・ブーケその他)の提案、小物のアレンジが好評。相手への思いやり、労わりを大事にという思いで付けた「Dolcezza」、日々多くの方々との出会いで成長中。
http://dolcezza-mn.com
撮影:萩庭桂太