実はYEOは、ノンジャンルが大得意。萩庭桂太が撮影する5枚の写真が、その人をまるごと映し出す。歌とか踊りとか演劇とか、従来の枠組に入りきらない活動をしている人が、自分をアピールするのに最適のメディアなのだ。
 着物家の伊藤仁美さん、いなり王子の坂梨カズさん、護身術師のおりえさん、イケメン評論家の沖直美さんなどなど、肩書だけでは「いったい何をする人?」と疑問に思う人たちの仕事と日常を、萩庭氏のカメラは捉えてきた。
「それまでメディアに出るときはかしこまってポーズを取った写真ばかりだったのですが、萩庭さんに撮ってもらった写真は本当に自然で、友人に言わせると〝いつもの顔〟で、さすが巨匠は違うなって思いました」(伊藤仁美さん)
「え! あの萩庭桂太さんが撮ったの? なぜ萩庭さんが沖を? と、知り合いみんなに驚かれました。私、それまで萩庭さんがそんな有名人だって知らなかったんですよー。でも1枚目の写真が奇跡の1枚で(笑)。さすがは巨匠だなって。あと、記事を見てもらうと私の活動がわかってもらって、信用も増すみたいです(笑)」(沖直美)
 最近登場してくれたインフルエンサーの伊藤奈月さんによると、
「YEOに出てからさらにアクセス数が増えて、1万を超えました。今まで若い人ばかりだったのが、年齢層が広がったみたいです!」とも。
 赤毛のMOEKOさんも、そんなジャンルを超えたアーティストのひとり。
「そうそう、それより私、YEOに紹介したい人がいるんですよ。他のジャンルだとなんか、表面的にしか紹介してくれないじゃないですか。YEOならちゃんと伝わるかなって」
 はい、YEOは自薦他薦を問わず、登場希望者はいつでもお待ちしてます。「この人、おもしろい!」と思う人がいる方は、ぜひ萩庭氏まで!

伊藤奈月 18年10月22日
沖直美 16年12月5日
おりえ 17年3月13日
伊藤仁美 18年1月8日
MOEKO 17年9月25日

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/