#3 愛犬オーシャンのこと
田口淳之介
- Magazine ID: 3792
- Posted: 2018.11.07
犬が大好き。今回の撮影では、友人が飼っている犬を借りた。
実はつい最近、10年近く一緒に暮らしたボーダーコリーを、亡くしたばかり。それについては哀しそうな、つらそうな表情で話してくれた。
「3ヶ月の子犬のときから飼い始めて、9歳と8ヶ月でした。名前は、オーシャン。もうちょっと長生きしてくれると思っていたんですけど、残念です。飼い始めたころはめちゃめちゃ大変だったんですよ。僕もまだ20代前半で、今思えば未熟で子どもだったし、遊びたい盛りだったし。ボーダーコリーは牧羊犬だから散歩をしっかり、運動量もたっぷり走らせないといけない。食事も考えてやらないといけないし。でもなんかこう、犬は人間に、こんなにも影響を与えてくれるんだなって。犬のおかげで人の優しさとか、人の思いに気付かされることもありました。それに犬は、100%の愛をいつも、どんなときにも与えてくれる。仕事から戻ると喜んで迎えてくれるし、つらい事があっても忘れさせてくれますし。すごく助けられたし、支えてもらったと思います」
そんな、犬への感謝の気持ちから、保護犬のサポート活動にも以前から参加している。
「コンサートでチャリティグッズを販売して、その売上金を、殺処分ゼロをめざして活動しているKANAGAWA DOG PROTECTION(神奈川ドッグプロテクション)に寄附させていただきました。そこで実際に保護されている犬たちと会ってきたんですけど、その子たちの目をみてると、本当に愛を求めているんですよ。その犬たちの未来を守ってあげたいな、と思いました」
犬への愛はさらに広がって、環境問題にまで。
「動物って自然と一緒で、大切にしないと簡単に壊れてしまうもの、だと思うんです。ですから犬のことを考えていたら、環境問題にたどりつきました。今は自然災害が多いので、まずは被災地へのサポートとか、復興関連のプロジェクトにも参加しています。自然と人間の共存とか、自然の循環とか、海洋汚染の問題とか。今後、そういう活動が身近にどんどん広がっていくように、僕ができることをしていきたい。応援して下さるファンの方も賛同してくださっているし。もっといろいろな活動に参加していきたいと思っています」
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出演 :田口淳之介 たぐち じゅんのすけ
1985年生まれ。1999年活動開始。2006年に結成されたKAT-TUNの一員として活動していたが、2016年脱退。ダイナミックなダンスを得意とし、〝今〟の自分や時代を表現するシンガー。俳優、モデルとしても幅広く活動している。
公式ホームページ・https://junnosuke-t.com/
【公演情報】
[横浜赤レンガ倉庫公演] 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
http://holynight.jp/artist/94/?fbclid=IwAR24Y9Ee81Qx1o5wa5HZd0LSbU_Cpb0UR9dsK-OQ1Tdf043gLPtV0ERdMSU日程: 2018年12月16日(日) 時間: 1st OPEN/13:00 START/13:30 2nd OPEN/17:00 START/17:30
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取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/