サッカーを好きになったきっかけは、12歳の頃の淡い恋。
「好きな男の子がサッカー部だったんです。その子がチェルシーを好きだって言うのを聞いて、知ったかぶりして『知ってる、知ってる』って言ってしまって、そこから必死に勉強しました。そこでも負けたくない精神が出ちゃって(笑)」
 以来、恋は終わってもサッカーは終わらず。12歳から20数年経た今、好きが高じて、とうとうサッカーの審判ライセンス(4級)まで取ってしまった。今回のワールドカップも、
「決勝トーナメント、全部見ました。だから毎日、寝るのが朝の5時とか6時とか。毎日眠いなって思うんですけど、でも見終わったあと、〝ああ、今日も見てよかった!〟って思うんです」
 ワールドカップだけじゃない。
「プレミアリーグも見ているので、私の週末は大変です。朝5時くらいまで見て、仮眠を取り、病院に行く。休みの日はJリーグです。味の素スタジアムとか等々力競技場とか鹿島とか松本とか、行きます。行かないと、わからないものがあるんですよ。テレビだとボール持ってる選手しか映さないじゃないですか。でも現場で全体を見るとオフザボール、ボール持ってないときの動きが見られる。この選手、めっちゃ良い動きしてる! とか見られるのが、すごい楽しいんです」

  • 出演 :木村好珠  きむら このみ

    1990年2月28日生まれ。東京都出身。精神科医、健康スポーツ医。2009年度準ミス日本。2010年日テレジェニック。9年前に準ミス日本になり、その後2年あまりタレント活動をしていたものの、学業優先で一時期休業。その後無事に大学医学部を卒業して2年間の研修医期間もクリアし、現在は精神科の医師として勤務。そのかたわら、この春から本格的にタレント活動も再開した。AbemaTV「みのもんたのよるバズ」コメンテーター、TOKYO MX「ザ・ビジョナリー~異才の花押」MCアシスタントとして活躍中。

    twitter https://twitter.com/konomikimura

  • YEOからお知らせ:YEO専用アプリ

    このYEOサイトにダイレクトにアクセスするためのスマホ・タブレット用の無料アプリです。
    とてもサクサク作動して、今まで以上に見やすくなります。ダウンロードしてください。
    iOS版 iOS

    Android版 Android

  •  

    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/