現在、日本に滞在中のイル・ヴォーロ。見ての通りチャーミングなイタリア男子3人組だ。「ずーっと日本に来たかった!」というだけあって、YEOの撮影中も大はしゃぎ。ロケバスから降りてくるなり「オハヨーゴザイマス!」と覚えたての日本語で、スタッフひとりひとりに握手&挨拶してくれた。撮影のために赤坂の町を歩いたときも、蕎麦屋の店先で食品サンプルに見入ったり、自撮りしたり、じゃれ合ったりと、まるで修学旅行中の中学生みたい。デビューからもう7年経つというのに、ね。
 通りすがりの人が「あ、イル・ヴォーロ!」とびっくりしていると、「ハーイ!」と満面の笑顔でご挨拶。小さい子には自分たちから話しかけていた、イタリア語で。陽気で元気で気さくで明るくて、良い意味でとってもフツーっぽい。
 でも彼らがステージに立つと、その雰囲気はがらっと変わる。だってイル・ヴォーロの3人は、オペラからポップスまで歌いこなすテノールのヴォーカル・トリオ。ヨーロッパでもアメリカでも南米でもツアーは大成功。タキシードで大舞台に立ち、『オー・ソレ・ミオ』とか『誰も寝てはならぬ』を歌いあげる姿は、まさに本格的エンターテナーなのだ。
 ギャップ萌えという言葉は、彼らのためにあるのかも。
 今週のYEOは、このイル・ヴォーロの3人に密着撮影&取材。写真左からジャンルカ、イニャツィオ、ピエロ それぞれの魅力を、金曜日まで連日更新しながらバンバン紹介します。ひょっとしたら来週も? 2週続けて、イル・ヴォーロ祭だ!

  • 出演 イル・ヴォーロ:

    イタリア男子3人組のヴォーカル・トリオ。ジャンルカ・ジノーブレ(Gianlica Ginoble・22歳)、ピエロ・バローネ(Piero Barone・24歳)、イニャツィオ・ボスケット(Ignazio Boschetto・23歳)の3名で構成。オペラのアリアからポップスの名曲まで絶妙なテノールで歌いあげる。ヨーロッパ、ラテン・アメリカ、アメリカ公演はすべて大成功している。
    オフィシャルサイトhttp://www.tate.jp/concert/IL%20VOLO/concertgilvolo.html

    【コンサート情報】
    IL VOLO初来日記念コンサート『Notte Magica~魅惑の夜~』
    11月29日(水)オーチャードホール(完売)/12月1日(金)カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)
    http://www.tate.jp/ticket/ilvolo/ticketilvolo.html

    【新譜情報】
    『グランデ・アモーレ』11月22日日本リリース。2015年にリリースされたこのアルバムは、アメリカのビルボードではクラシカル、ラテン・ポップの2部門で1位、ラテンチャート2位に輝くなど世界各国で大ヒット。日本初回限定盤にはLIVE DVD付き、ボーナストラックも収録。 
     http://www.sonymusic.co.jp/artist/ilvolo/info/487323

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/