#1 五人のビリー
日本版!『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
- Magazine ID: 3565
- Posted: 2017.07.17
いよいよ、日本版ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』が始まる。
本作は、同題の映画(邦題は『リトル・ダンサー』)をもとに、エルトン・ジョンが音楽を担当したミュージカルの名作。ロンドンでは10年以上ロングランを記録し、ブロードウェイに進出してからもトニー賞を10部門で受賞。全世界で80以上の主要演劇賞を獲得し、オーストラリアや韓国、オランダなどでも上演されてきた。
日本でも、と上演を期待されていたものの、主人公ビリーを演じる少年には演技力だけでなく歌唱力、バレエ、タップダンス、体操など多種多様な能力が求められる。そこで今回、オーディションで可能性のある少年を集め、才能を磨いてビリーを演じてもらおうという一大プロジェクトが生まれたのだ。
YEOでは昨年、第3次オーディションを突破した段階の彼らを取材(アーカイブ参照:2016年10月10日~14日)。そこからさらに様々な特訓を約1年間受けて、この5人が最終審査を通過した。(左から山城力・前田晴翔・加藤航世・木村咲哉・未来和樹)。1346人の応募者の中から選び抜かれた精鋭だ。前回の取材からたった半年しか経っていないのに、ずいぶん成長したように見える。みんなキリッと引き締まった、いい表情だ。
山城力(11歳)はパワフル、やる気と個性が溢れている。前田晴翔(12歳)はヒップホップの達人で、加藤航世(13歳)は4歳からバレエひと筋。木村咲哉(10歳)は最年少ながらオールマイティ。未来和樹(14歳)は歌と芝居に定評あり。
ハギニワ氏は5人のビリーを撮影しながら、「みんな、頑張るんだぞ、見に行くからな」とひと言。すると、「僕のを見に来てね!」「僕のも!」「僕のもね」「絶対僕のも!」「えー、僕のを観てよ!」。プロ意識も相当磨かれてきたみたい。
今週のYEOは、金曜日まで連日、日本版『ビリー・エリオット』を追っかけ。明日からはビリー以外のステキ男子に急接近。さて、誰が出てくるのかな?
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日本版!『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
【公演情報】
7月19日~10月1日 東京・TBS赤坂ACTシアター
10月15日~11月4日 大阪・梅田芸術劇場メインホール
オフィシャルサイト http://billyjapan.com/チケット等のお問い合わせ 03-3490-4949 (平日10:00-18:00/土曜 10:00-13:00/日祝・休)
公式twitter @Billy_Japan
音楽 エルトン・ジョン
脚本・歌詞 リー・ホール
演出 スティーヴン・ダルドリー
主催 TBS ホリプロ 梅田芸術劇場 WOWOW MBS(大阪公演のみ)
後援:BS-TBS TBSラジオ
特別協賛:大和ハウス工業
協賛:Obagi イープラス 極東証券 こだま印刷 ジェイワールドトラベル
Billy Eliot the Musical worldwide is produced worldwide by Universal Stage Productions, Working Title Films and Old Vic Productions and is based on the Universal Pictures/Studio Canal film.
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取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/