#4 日本の常識は世界の非常識
〈エロガンス〉を謳う美容家 深澤亜希
- Magazine ID: 3102
- Posted: 2016.04.07

美容にたったひとつの正解はない、というのが深澤さんのポリシー。
自分の肌を知り、自分に合った方法を知ることが、キレイへの近道であり、王道でもあるという。深澤さん自身、その美肌をどう保っているのだろう?
「基本は、簡単に言うとターンオーバーを早めることと保湿です。
たとえシミができてしまっても、新陳代謝を良くすればシミは消えてくれます。巡りを良くすることが、美白には欠かせません。それと乾燥は、すべての肌ダメージのはじまりですから、とにかく保湿です」
避けたいのは、情報を鵜呑みにして、お仕着せのスキンケアを盲信すること。
「日本はスキンケア大国ですけど、日本の常識は世界の非常識、という側面もあります。日本女性は化粧水が大好きですけど、他の国ではあまり使いません。どうしても必要なものだとは、私は思いませんね。それに、使う化粧品をすべて同じブランドに統一する『ライン遣い』も、美肌になるための絶対ルールではありません。 肌は人それぞれですから、スキンケアはトライ&エラーを重ねて、自分に合うもの、合う使い方を探すべきですね」
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出演:深澤亜希(ふかさわ あき)
美容家。1977年生まれ。幼少期をタイで過ごし、高校はアメリカへ留学。大学卒業後女性誌で美容ライターとして活動の後、美容家に。現在は、書籍の執筆、女性誌やWEB、TV、広告やトークイベントへの出演、化粧品会社や、商品開発のアドバイザー、またアジアでも書籍を出版、イベント出演、など幅広く活躍。
『7日間で恋もキレイも手に入る! 魔法の美人プログラム』(大和出版)
『白ツヤたまご肌のつくりかた シミのできない魔法の美肌ルール40』(三空出版)
『人より輝く魔法』(宝島社)オフィシャルサイト http://www.akifukasawa.com/
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/aki-fukasawa/
ヘアメイク:新見千晶
取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/