この美女、アラフォーにしてお肌ツヤツヤ。30歳で芸能界を引退し、料理研究家として第二の人生をスタートした。東京・青山でカフェを経営し、最近代官山にも自身がプロデュースするサラダ店をオープン。華やかでカッコよくて、宮前真樹さんの人生、きらっきらのステキな日々に見えるけど。

「なにも努力してないくせに成功してるよねって、思われたいです。すごい苦労して頑張ってる人として紹介されるのは苦手なんですよ。チャラチャラしてるくせに、なにもしてないくせにむかつくよね、って言われるのが目標ですね(笑)」

 というわけで今日から1週間は、宮前さんがどんなふうに30歳以降を生き抜いてきたか、のお話。それまで芸能界では、やはりチャラチャラと?

「21歳まではアイドルグループで活動していて、解散後3年間くらいはグラビアやったり歌を歌ったり。24歳くらいからはバラエティをメインに活動していました。友達もいるし、現場は楽しかったんですけど、でも常に与えられたことをやっているだけ、というか。本当に楽しいと思えることって、なにか他にあるんじゃないかなーって20代後半、だんだん思うようになっていったんです」

  • 出演:宮前真樹:(みやまえ まき)

    1973年東京都生まれ。1989年アイドルグループCoCoのメンバーとしてデビュー。94年に解散後はソロ活動を開始。2004年芸能活動を休業。食に関する資格を取り、経験を積んで食や料理に関する商品開発、メーカーとのコラボ創作、食育教室など幅広く活動。2010年渋谷に『CafeRestaurant  M.nature AOYAMA』をオープン。

    オフィシャルブログ http://ameblo.jp/makibotchi0116/

    『Café Restaurant M.nature AOYAMA』

    渋谷区渋谷2-2-3 ルカビル2―B1
    Tel 03-5466-1537
    http://mnature.jp/

    『代官山サラダ』

    渋谷区代官山町14-10 Luz1F
    Tel 03-6452-5683
    http://daikanyamasalad.com/

  • 取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/