#1 叱られて伸びるタイプ
IPSÉ.のデザイナー 小林加奈
- Magazine ID: 2900
- Posted: 2016.01.11

彼女はファッション・デザイナー。
33歳にして『イプセ(IPSÉ.)』というブランドを展開する、実力派だ。
「転職を機に少しずつステップアップしてきたんです。大学の服飾学科を出て、最初に勤めたのが『JUN』でした。研修として1年半、ショップの販売員を経験してからデザイン部に配属され、アシスタントからスタートしたんです。次は自分が着たい服を作っている会社に入ろうと思って、TOMORROWLANDの『DES PRÉS』にお世話になって、そこで布帛アイテムを担当していました」
そして3つめの会社で、新規ブランドの立ち上げから携わることになった。
ホップ・ステップ・ジャンプ! 優秀だからこそ、ですよね?
「いえいえ、全然。最初は、まわりは大先輩ばかりだったので、とりあえず毎日叱られていました。4年経って、ある程度自分はなんでもこなせるようになったと思ってふたつ目の会社に転職したんですけど、会社が変わるとやり方も違うので、何もかも上手くいかない、みたいな。でも食らいついていくうちに、みんなに受け入れてもらえて・・・・」
順調に歩んできたわけじゃ、ないんですか?
「はい、叱られて伸びるタイプなんでしょうね(笑)。失敗して叱られるとめげるけど、そこで私、諦めなかった。とにかく諦めなかったことが、良かったのかなって」
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出演:小林加奈(こばやし かな)
宝塚造形芸術大学卒。株式会社JUN、TOMORROWLANDを経て株式会社ローブに入社、2014年『イプセ(IPSÉ.)』のデザイナーになる。
オフィシャルサイト http://ipse-official.com/
取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/