#5 ダイエットはもう、しない。
希良梨
- Magazine ID: 1950
- Posted: 2014.12.26
10代から20代、そして30代。体型が変化したように、性格も大きく変ったという。
「若い頃はガリガリに痩せていて、キツイ感じだったと思います。ボーイッシュでクールというか、かっこつけていた。生意気でした。今は、自分でいうのもなんですが、ほんわかしてます(笑)」
お肌ぴかぴか。優しい表情。でもでも、ダイエットを全否定しているわけではない。
「ダイエット=健康管理だなって思います。炭水化物を減らす、野菜や果物を食べる、運動する、夜19時以降は食べないって、勉強になったし、今もそれは続けていて、体重はキープしています」
体重と自分との折り合いって、要は今の自分を愛せるか、どうか。今の自分が好きでいられるなら、無理してダイエットする必要なんて、ない。体重が理想をオーバーしてるからって、自分を愛さない理由にはならない。自分を愛せない人間が、幸せになるのは難しい。
「キレイって、痩せることでしか手に入らないのかな? 少しふくよかで、まんまるでぽちゃっとしてるかもしれないけど、それでもにこにこ、幸せでいる自分のほうが私は好き。自分らしく生きたいから、私は今のこの自分で十分なんです」
長い旅をして、自分が自分でいられる場所・台湾を見つけた希良梨さん。ダイエットをやめることで、自分が自分でいられる体を、手に入れたのかも知れない。
「外国の映画とかドラマには必ず、ポチャッとしたカワイイ女優さんが出ていますよね。すごくチャーミングで素敵だと思う。ああいう役、これからやってみたいです」
-
出演:希良梨(きらり)
1980年10月23日生まれ。代表作に『GTO』『ギフト』映画『Love&Pop』など。2004年に海外へ生活の拠点を移す。2008年台湾で結婚、翌年長男を出産。12年に日本に帰国し、14年に芸能活動を再開した。
希良梨Facebook:https://www.facebook.com/kirariddim
オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/aksgod23
所属事務所「OFFICE303」ホームページ:http://www.office303.jp/
衣装協力:光井マルセロさんデザインの『Varal De Moda+』。ぽっちゃり体型の女性向けに作られたブランド。「着てみてすごく励まされました(笑)。太ると、着たい服が着られないことが、一番切ないですから」
http://varaldemoda.com -
ヘアメイク:西田裕美子
数店舗の美容室で経験を積んだ後2002年にヘアメイクに転向、ヘアメイク事務所Deuceに所属。やさしい人柄であたたかく誠実な仕事ぶりには定評がある。女性らしく明るい、透明感のあるメイクが得意。現在CDジャケット、PV、TVやショーを中心に活躍中。
取材/文:岡本麻佑
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://www.haginiwa.com/