#3 台湾に恋をして。
希良梨
- Magazine ID: 1948
- Posted: 2014.12.24
台湾で過ごすうちに〝ここが自分の住みたい場所だ!〟と信じるようになった。
「世界中あちこち旅をしていたのは、自分が住みたい場所を探していたのかもしれませんね。台湾は着いてすぐに、ここには神様がいるなって思った。近代的なビルと昔からの街並みが混在していて、山が見えて空が見えて、どこにいても自然を感じられる。そして人が優しいんです。親切だし困っていれば助けてくれるし、人間が忘れちゃいけないことをまだ忘れていない島なのだと思う」
語学学校に通ううちに日常会話に困らなくなり、台湾人の友人が芸能関係の仕事をしていた関係で、モデルやコマーシャルの仕事も始めた。やがて素敵な台湾人男性と出会い、27歳で結婚。長男も生まれた。
「私、日本にいる間は、自分は気が強いほうだと思っていたんですけど、台湾の人はみんなはっきりモノを言うから、私でもおとなしい部類に入るんです。自分を抑えなくても良いから、それがすごい楽で(笑)。それに母親になると強くなるというか、いつのまにか肝っ玉母さんみたいな感じになってました」
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出演:希良梨(きらり)
1980年10月23日生まれ。代表作に『GTO』『ギフト』映画『Love&Pop』など。2004年に海外へ生活の拠点を移す。2008年台湾で結婚、翌年長男を出産。12年に日本に帰国し、14年に芸能活動を再開した。
希良梨Facebook:https://www.facebook.com/kirariddim
オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/aksgod23
所属事務所「OFFICE303」ホームページ:http://www.office303.jp/
衣装協力:光井マルセロさんデザインの『Varal De Moda+』。ぽっちゃり体型の女性向けに作られたブランド。「着てみてすごく励まされました(笑)。太ると、着たい服が着られないことが、一番切ないですから」
http://varaldemoda.com -
ヘアメイク:西田裕美子
数店舗の美容室で経験を積んだ後2002年にヘアメイクに転向、ヘアメイク事務所Deuceに所属。やさしい人柄であたたかく誠実な仕事ぶりには定評がある。女性らしく明るい、透明感のあるメイクが得意。現在CDジャケット、PV、TVやショーを中心に活躍中。
取材/文:岡本麻佑
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://www.haginiwa.com/