#2 「世相ブラ」に全力で挑む
高原愛
- Magazine ID: 1700
- Posted: 2014.09.30
トリンプのオーディションは4次まであり、高原愛にとって相当な頑張りが必要だったようだ。
「私は自分のことを相手に伝えるのは苦手。それなのに選んでもらえて本当にありがたいと思いました。自分自身をちゃんと見てもらえたようで嬉しかった」
第22代イメージガールとしての最初の舞台は、新旧イメージガールの交代式。下着姿で舞台に上がり、トロフィーを受けた。
「下着姿にあまり抵抗はないつもりだったのですが、大勢のマスコミのカメラがこちらを向いているのは初めてなので、ものすごく緊張しました」
トリンプは「世相ブラ」というものを年に2回、発表する。東京にオリンピック誘致が決定したときは「おもてなしコンパクトブラ」。ブラのカップの中から折りたたみのコップやハンカチが出てくるというすごい企画だった。
「おもてなしコンパクトブラも驚きましたが、私が着せていただいた2回目の世相ブラは、『ブラジルパッションブラ』でした。サンバのモチーフを衣装にしてあって、可愛かったんですよ。コーヒー豆がついていたりしましたが(笑)。発表会でサンバのステップを踏もうということになり、ブラジル人のモデルの女のコに教えてもらって鏡を見ながら練習しました。超ぎこちなかったと思うけど、全力でやりました!」
トリンプの仕事は10月いっぱいで終了。だがその仕事は彼女の気持ちに大きな影響を与えたようだ。
「身体をつくって、自分磨きをしていかなくちゃ」
まずは運動。彼女が選んだスポーツとは。
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出演:高原愛
1990年大阪府生まれ。関西大学化学生命工学部卒。2012年に上京、本格的なモデルの仕事をスタートし、2014年に第22代トリンプ・イメージガールに選ばれる。明るい印象で雑誌やショー、広告へと仕事の場を広げている。
公式ホームページ http://incent.jp/idea/model/takahara/index.html
ブログ http://ameblo.jp/takahara-ai/
撮影協力:トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社 http://www.triumph.com -
取材/文:森 綾
1964年大阪生まれ。ラジオDJ、スポーツニッポン文化部記者、FM802編成部を経て、92年に上京、フリーランスに。雑誌、新聞を中心に発表した2000人以上のインタビュー歴をもち、構成したタレント本も多数。
自著には女性の生き方をテーマにしたものを中心に『キティの涙』(集英社)、『マルイチ』(マガジンハウス)、『大阪の女はえらい』(光文社知恵の森文庫)など多数。映画『ハンティングパーティー』のノベライズ、映画『音楽人』の原作WEB小説などノンフィクション、フィクションを問わず執筆する。
公式ホームページ http://moriaya.jimdo.com/ -
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://www.haginiwa.com/