彼女の私服、普段着はどういう好みなのだろう。

「花柄や可愛すぎるものはあまり好きではなくて、シンプルなTシャツにジーンズという組み合わせが一番好きです。色もモノトーン、グレー、紺色といった落ち着いた色が好きです。でもたまにはセクシーな服も着ます」

 さすがアメリカ育ち。典型的な西海岸のカッコイイ女の子って感じ。キャップにサングラスでスポーツ観戦してそう。日本のファッションについてどう思っているかというと。

「日本はアジアのファッション・リーダーだと思います。日本のファッション雑誌はスタイリング、ヘアメイクともにデリケートで上品。私にとって日常の着回しの最も優れた参考書ですね。ですから日本のファッション雑誌に出ることができてとてもうれしく思っています。日本の読者に好かれるといいな」

 「CanCam」が台湾まで彼女を撮影しに行ったのは、萩庭桂太の口車にまんまと乗ってしまったようにみえるが、実は彼女のモデルとしての魅力がそうさせたのではないか? 事実彼女だけで8ページものファッション・ページを作ってしまったのだから。ちなみに日本に対する印象は?

「友達と日本へ旅行に行ったことがあります。女性の着こなしがお洒落なこと、またすべてにおいてマナーの良いところに驚きました。魚の市場(築地?)でシーフードを食べたのが忘れられません。凄く美味しかった! あとディズニーランドも最高でした」

 築地とディズニーランドですか、観光コースの王道ですな。ところで好みの男性像について、こちらも王道なのか?

「好きな男性のタイプは明るくて頭のいい人、自分に自信を持っている人。自分の理想に向かって努力している人。外見はあまり気にしません。私のことを理解してくれる人が一番ですね」

 王道というか優等生なお答え。特に外見にこだわらないっていうとこが好印象。結婚願望についてのお答えも極めて優等生。人気女優のお答えとして100点です。

「結婚願望あります。子供の頃は30歳までには結婚したいと思っていましたけど、こればかりはご縁ですからどうなるかわかりませんね。いい出会いがあるといいな。とりあえず今はお仕事が一番大切なので結婚は成り行きにまかせます」

  • 出演:クリスティーナ

    Beyond International Ltd(所属事務所) http://www.beyond-international.com

  • 取材・コーディネート:木山善豪(OFFICE303)

    台湾における撮影コーディネートおよびビジネスコンサルティングを手がける。自身がプロデューサーを務める、日本と中華圏を結ぶWEBマガジン「Bimajin」も絶賛公開中!
    OFFICE303 http://www.office303.jp
    「Bimajin」 /bimajin.jp

ヘアメイク:遊佐こころ http://www.p-monkey.com
文:横田一郎
撮影:萩庭桂太