1周年のパーティー会場で頭ひとつ飛び出していた美女がいた。j-Pad GirlsのNaomiちゃんであった。モデルさんたちはこういう場所でこそ何やらアトラクティブなものを発するんだなあと思った。

 HUKUROHの滝ともはるさんが駆けつけて歌ってくださったので、Naomiちゃんから花束を渡してもらった。滝さんも嬉しそうであった。

 さてj-Pad Girlsと言えば、先日バレンタインデーに初めてのリアルなライブが行われた。山口哲一総合プロデューサーに感想を聴いた。

「j-Pad Girlsのコンセプトをリアルライブで示すことができたと思います。みなさんから好評でほっとしました。シンガーの皆さんの力に助けられました」

 バレンタインのライブに登場した皆さんからもコメントをいただいた。

「私は今までファッション誌に出ていることもあって女のコと絡むことが多かったのですが、男性のファンと交流ができて刺激になりました。あったかいですねえ。いろんなジャンルの人が揃って活動できるj-Pad Girlsならではだし、イベントでしか体験できないこともいっぱいあったので。もっともっとエンタテインメントとして磨き、映像、音楽、ファッションを融合させて発信していきたいです」(伊藤寿賀子)

「都内のイベントだったのに岩手から兵庫まで9割の方が地方から来てくださいました。忙しい平日なのに本当にありがたかった。終わってからメンズ抜きでファンと急遽1時間だけ女子会をしました!」(船田真妃)

「歌の一人ずつのステージは他のコの見せ方も参考になりました。自分の今後の課題も見つかり、本当にいろんなことを学んだ初ライブでした」(相沢まき)

「ライブをやる前は実際に全部一人でやっている演奏をリアルに伝えるのは難しいのではと思っていましたが、大きなモニターを置いてそのモニターに映る自分と話しているように見せたりする演出が面白いと思いました」(naomi)

「イベントをしたらTwitterのフォロワーが増えました。ライブをやって、もっともっと聴いてもらいたいという欲が出ましたね」(酒井蘭)

 バーチャルだけではなんとなく虚しい。それは今これだけインターネットが発達し尽くした日本人全体が実感していることだろう。

 バーチャルとリアルがあってこそ、楽しみは何倍にも膨らむ。YOUR EYES ONLY 1周年のパーティーも、結果的にそんなことを実感させてくれたのだった。

撮影:萩庭桂太