j-Pad Girls バーチャルからリアルへ
1周年記念スペシャル
- Magazine ID: 1226
- Posted: 2013.03.06

1周年のパーティー会場で頭ひとつ飛び出していた美女がいた。j-Pad GirlsのNaomiちゃんであった。モデルさんたちはこういう場所でこそ何やらアトラクティブなものを発するんだなあと思った。
HUKUROHの滝ともはるさんが駆けつけて歌ってくださったので、Naomiちゃんから花束を渡してもらった。滝さんも嬉しそうであった。
さてj-Pad Girlsと言えば、先日バレンタインデーに初めてのリアルなライブが行われた。山口哲一総合プロデューサーに感想を聴いた。
「j-Pad Girlsのコンセプトをリアルライブで示すことができたと思います。みなさんから好評でほっとしました。シンガーの皆さんの力に助けられました」
バレンタインのライブに登場した皆さんからもコメントをいただいた。
「私は今までファッション誌に出ていることもあって女のコと絡むことが多かったのですが、男性のファンと交流ができて刺激になりました。あったかいですねえ。いろんなジャンルの人が揃って活動できるj-Pad Girlsならではだし、イベントでしか体験できないこともいっぱいあったので。もっともっとエンタテインメントとして磨き、映像、音楽、ファッションを融合させて発信していきたいです」(伊藤寿賀子)
「都内のイベントだったのに岩手から兵庫まで9割の方が地方から来てくださいました。忙しい平日なのに本当にありがたかった。終わってからメンズ抜きでファンと急遽1時間だけ女子会をしました!」(船田真妃)
「歌の一人ずつのステージは他のコの見せ方も参考になりました。自分の今後の課題も見つかり、本当にいろんなことを学んだ初ライブでした」(相沢まき)
「ライブをやる前は実際に全部一人でやっている演奏をリアルに伝えるのは難しいのではと思っていましたが、大きなモニターを置いてそのモニターに映る自分と話しているように見せたりする演出が面白いと思いました」(naomi)
「イベントをしたらTwitterのフォロワーが増えました。ライブをやって、もっともっと聴いてもらいたいという欲が出ましたね」(酒井蘭)
バーチャルだけではなんとなく虚しい。それは今これだけインターネットが発達し尽くした日本人全体が実感していることだろう。
バーチャルとリアルがあってこそ、楽しみは何倍にも膨らむ。YOUR EYES ONLY 1周年のパーティーも、結果的にそんなことを実感させてくれたのだった。
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出演:j-Pad Girls
一人の女性の声でボーカルだけでなく、パーカッションやギターの音も歌い、ひとつの楽曲になっている。そんな歌を様々なジャンルの美女たちが歌うプロジェクト。2nd シーズンまでに全8人の女性アーティストの曲が全世界で配信されている。
・魂のルフラン / Naomi (Anything Goes) from j-Pad Girls
・U&I / 酒井蘭(Ran Sakai) from j-Pad Girls
・GLITTER / 羅暁旭 (Luo Xiaouxu) from j-Pad Girls
・笑顔に会いたい(egaoni aitai) / 伊藤寿賀子 (Marblee) from j-Pad Girls
・Just the Way You Are (Bruno Mars) / May (スイバケ) from j-Pad Girls
・君をのせて (天空の城ラピュタ / LAPUTA) / 相沢まき(Maki Aizawa) from j-Pad Girls
・"らしく"いきましょ (セーラームーン) / 船田真妃 (Maki Funada) from j-Pad Girls
・キャットフード / 山下瑞稀 (Mizuki Yamashita) from j-Pad Girls -
取材・文:森 綾
大阪市生まれ。スポニチ大阪文化部記者、FM802開局時の編成部員を経て、92年に上京後、現在に至るまで1500人以上の有名人のインタビューを手がける。自著には『マルイチ』(マガジンハウス)、『キティの涙』(集英社)(台湾版は『KITTY的眼涙』布克文化)など、女性の生き方についてのノンフィクション、エッセイが多い。タレント本のプロデュースも多く、ゲッターズ飯田の『ボーダーを着る女は95%モテない』『チョココロネが好きな女は95%エロい』(マガジンハウス)がヒット中。
ブログ「森綾のおとなあやや日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/dtjwy810
撮影:萩庭桂太