舞台が基本
安蘭けい
- Magazine ID: 1160
- Posted: 2012.10.26

安蘭けいは、自分の役者人生の根っこにあるものは舞台だと考えている。
「映像にももちろん挑戦していきたいですが、舞台が自分の基本だと思っています。だからずっと続けていきたい」
ただ今は「こう進みたい」という道筋がなんとなくかすみがかかっているような気がするのだと笑った。
「なんて言うんだろう。どこを選んでもいいけど、ここを選んだらこうなるかなと、一歩が踏み出せないような。でも、もうすぐ誕生日なので、そのタイミングで、ガラッと何かが変わるんじゃないかな、という予感がするんです」
『アリス・イン・ワンダーランド』は11月18日に青山劇場で初日を迎える。誕生日が過ぎた彼女の、思いきり歌って踊って弾ける表情に出会えることだろう。
安蘭けい主演 ミュージカル『アリス・イン・ワンダーランド』
2012年11月18日(日)~12月7日(金)青山劇場
CAST:安蘭けい、濱田めぐみ、田代万里生、高畑充希、松原剛志、柿澤勇人、JOY、
石川禅、渡辺美里
http://hpot.jp/alice/
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出演:安蘭けい
1991年、宝塚歌劇団に入団。『ベルサイユのばら』で初舞台を踏む。06年星組トップスターとなり、08年『THE SCARLET PIMPERNEL』に主演、作品は菊田一夫演劇大賞を受賞。09年4月宝塚を退団し、9月『The Musical AIDA』で女優としてデビュー。『エディット・ピアフ』『サンセット大通り』などで演技の幅を大きく広げる。蜷川幸雄演出の『アントニーとクレオパトラ』では韓国公演も果たす。
http://horipro.co.jp/talent/PF112/ -
取材・文:森 綾
大阪市生まれ。スポニチ大阪文化部記者、FM802開局時の編成部員を経て、92年に上京後、現在に至るまで1500人以上の有名人のインタビューを手がける。自著には『マルイチ』(マガジンハウス)、『キティの涙』(集英社)(台湾版は『KITTY的眼涙』布克文化)など、女性の生き方についてのノンフィクション、エッセイが多い。タレント本のプロデュースも多く、ゲッターズ飯田の『ボーダーを着る女は95%モテない』『チョココロネが好きな女は95%エロい』(マガジンハウス)がヒット中。
ブログ「森綾のおとなあやや日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/dtjwy810
撮影:萩庭桂太