アラサーの返り咲き水着
野波麻帆
- Magazine ID: 1129
- Posted: 2012.08.28
さて、東宝のカレンダーとはいかなるものか。今年2012年のカレンダーをちょっと拝見してみよう。
どうやら定番となっているのは1月の沢口靖子さんの和服姿、12月の斎藤由貴さんのドレス姿。8月はここ4年連続で野波麻帆さんの水着姿らしい。
昨年の表紙は長澤まさみさん。この「萩庭桂太 YOUR EYES ONLY」の1回目にも登場してくれた常盤貴子さんも常連。おお、梅ちゃん先生で活躍中の堀北真希ちゃんもいるではないか。というような、売れっ子大女優のオンパレ―ドなのである。
東宝映像美術の花輪幸弥制作プロデューサーに話を聞いた。
「基本的に東宝の映画、舞台で活躍している女優さんを登場させることになっています。人選はもちろん会議をし、キャラクター性などをふまえて候補をあげ、決定することになっています」
実は野波麻帆さんの8月水着姿は、返り咲き水着なのだという。
「以前は東宝シンデレラグランプリと準グランプリ、特別賞の3人を水着で撮っていたのですが、4年程前から野波さんに大人の雰囲気で出てもらったらどうか、ということになったのです」
野波麻帆はこのアラサー水着返り咲きのオファーに驚いたと笑う。
「私は東宝シンデレラのオーディションで16歳でデビューして、20歳になるまではけっこうグラビアで水着の撮影もしていました。ところが20歳を過ぎると、パタッとなくなりまして(笑)。30歳手前になってカレンダーで水着と言われて、8年ぐらいブランクがあるけど、大丈夫かなあと思いましたね」
でも4回目にしてまだまだこのナイスバディである。
「こうなってくると、やめてくれ、って言われるまでやりたいですね。……いや、やめてくれと言われるとショックが大きいから、やっぱり自分から言おうかな。……そのジャッジは難しいなあ」
東宝映像美術の花輪さんが笑って言った。
「来年はまだありでしょう」
その言葉、みんなで聞きましたよ! 私としては48歳くらいまではがんばってほしいです。
ちなみに野波麻帆さんの水着姿もしたたる2013年の東宝カレンダーは10月頃には書店や東宝系劇場で購入できるそうだ。
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出演:野波麻帆
1980年東京都生まれ。16歳で東宝シンデレラガールに選ばれ、女優デビュー。1988年、映画『愛を乞うひと』で第22回日本アカデミー賞新人賞と助演女優賞を受賞。数々の映画、ドラマに出演し、話題となる。BS朝日の日曜夕方5時からの『くらしのサプリ!集合○○三姉妹~Girls’ Adventure~』では素の表情も見せて女性に人気。
公式ブログ http://ameblo.jp/nonami-maho/ -
取材・文:森 綾
1964年8月21日大阪市生まれ。スポニチ大阪文化部記者、FM802開局時の編成部員を経て、92年に上京後、現在に至るまで1200人以上の有名人のインタビューを手がける。自著には女性の生き方についてのノンフィクションが多い。『キティの涙』(集英社)の台湾版は『KITTY的眼涙』(布克文化)の書名で現在ベストセラー中。
http://blogs.yahoo.co.jp/dtjwy810
ヘアメイク:shige http://hmallure.jp/agent/shige
撮影:萩庭桂太