ドラマのヒロイン、情報バラエティのリポーターをはじめ、幅広い仕事をするようになった高田夏帆さん。今はドラマ撮影に専念していますが、チャレンジしてみたいことはたくさんあるようです。

「レポーターをしているときは、自分の意見を言うよりゲストの方の話を引き出すようにいわれていましたけど、自分の言葉で話せるようになりたいです」

　たとえばラジオ番組とか？　と水を向けると「いいですね！恋愛相談とか受け付けたいです」。「恋愛経験ないのに？」とインタビュー中に総ツッコミが入りました。そのほかにも、声優、リアリティ番組、朝ドラヒロイン、コント、バラエティなど、選択肢は増える一方。経験していないこともたくさんあります。彼女にとっては「もう22歳」だけど、側から見ればまだまだ22歳。着実にステップアップしていると思いますが、本人は物足りない様子。

「５段飛ばしとかで、一気にステップアップしたいです！　でも、ズルはだめかなぁ……」

　言い切らないところが可愛いです。「普通」を大事にしながら、芸能界で仕事を続けるためには変わらなければいけないところもある、と気づいているみたい。悩めるお年頃ですね。それでも、根底にあるのは「演じ続けたい」ということ。

「１年間にわたって『仮面ライダービルド』という作品に携わることができたので、この経験を生かせるように、また新しいドラマのオーディションを受けたいですね。継続は力なり、という言葉を信じて、お芝居を続けていきたいと思います」

この４年間、一歩ずつ歩みを進めてきた高田夏帆さん。次に会うまでに、どんな作品に出演し、どんな女優さんになっているかが楽しみです。