趣味は、料理。たまに実家に戻ると、いろいろな料理を作って家族にふるまい、よろこんでもらうのがストレス発散になるという。
「最近、魚をさばけるようになりました。よく作るのはアジの南蛮漬けとか、オムライスとかキーマカレーとか。スパイスとか使いこなすのが好きで、けっこう本格的に作ります。あ、オムライスはしっかりと卵焼きで包む、昭和のオムライスです」
　おいしいものが大好きで、東京で暮らし始めてからは外食もするようになった。１番好きなのは？
「レバニラです！　あまりキレイじゃない中華料理屋さんにもひとりで行って、タクシーの運転手さんとか工事現場のおじさんたちに混じって食べてます。あと、ホルモンも好き！　東京で食べるホルモンは、プリプリのところが少なくないですか？　福岡のボリュームたっぷりはもつ鍋が好きなので、東京でもそういうお店、今探してます」
　おっさんたちに混じってレバニラをほおばる是永瞳。うん、良い度胸してる。
さらに、生まれ育った九州と東京では、味覚が微妙に異なるらしい。
「九州にいると、甘辛いタレを使う料理が圧倒的に多くて、東京で暮らしているとあの味が恋しくなります。カツ丼も好きなんですけど、東京のカツ丼は、九州で食べるのとはどこか、違うんですよね。九州の回転寿司にはお醤油と一緒に甘辛いタレが必ず置いてあるんです。何にでもそれをつけて食べていたのに、それが見当たらないのが、東京で最初に感じたショックでした（笑）」