#3 走り方がわからない
WATCH ME! 金城茉奈
- Magazine ID: 2992
- Posted: 2016.02.17
とはいえ昨年は、念願の2015AW東京ガールズコレクションに出場。さらに東京ガールズコレクションに出ているモデルを集めたランニングチーム、東京ガールズランにも最年少メンバーとして選出された。
「もともと私、運動がすごく嫌いで、中学校でも高校でも、一切走らなかったんです。だから筋肉がなくて、脚なんか象みたいに足首までまっすぐで(笑)。だから最初は、走り方もわからなくて、右手と右足を一緒に前に出していました(笑)。1キロ走ることもできなかったくらい。でもなにかしなくちゃって、とにかくやってみようと思ったんです」
トレーナーについて半年、徐々に走ることになれて、12月にはホノルルマラソンへ。
「途中、25キロ地点で熱中症になってしまって、ドクターストップがかかって完走できませんでした。すっごく悔しかった。あと17キロ、絶対走ろうと思っていたから。涙が止まりませんでした」
それ以来、茉奈さんは走り続けている。
「自分のふがいなさがわかったから、やめるわけにはいかないなって。筋肉も少しついてきたし、体質も少し変わって、むくみにくくなりました。ランウェイでも、前より上手に歩けるようになったと思います。6月の軽井沢ハーフマラソンでは今度こそ、完走を目指します」
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出演金城茉奈:(きんじょう まな)
1996年2月24日、沖縄県生まれ。地元でスカウトされ、沖縄でモデル活動の後上京。TOKYO Girls Collectionはじめさまざまなファッションショーに出演。今年1月、2代目マイナビウエディングガールに選出された。TOKYO GIRLS RUNの専属モデルとして、トレーニングに打ち込んでいる。
Grick所属 オフィシャルサイト http://grick.jpオフィシャルブログ http://ameblo.jp/mana-kinjho/
『ラスボスのお城の前で』
2月25日(木)~2月29日(月) 王子小劇場 http://analogswitch.jimdo.com
脚本・演出 佐藤慎哉 アナログスイッチ【佐藤佐吉ユース演劇祭選出!】取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/