清水葉月、不思議な女優だ。妙にひっかかる何かを持っている。

「それ、わたしのテーマです。この年代の女優はたくさんいるし、キレイな人もたくさんいるし、そんな中で、なんかわかんないけど、ひっかかるよねって言ってもらいたい。雑な言い方すると、『この人なんだろう? ブサイクだかカワイイんだかわかんないけど、気になるよね』っていうのが、私の魅力になればいいなって」

 今日、1月21日から31日まで、葉月さんは世田谷パブリックシアターで上演中の『書く女』に出演している。ヒロイン樋口一葉を黒木華さんが演じ、葉月さんが演じるのはその友人役。この役は、オーディションでつかんだという。ひっかかりたい人は、三軒茶屋へGO!

  • 出演:清水葉月(しみず はづき)

    1990年8月11日愛知県生まれ。高校在学中に受けたオーディションに合格し初舞台を踏む。それ以降舞台を中心に活動。近年は映画、ドラマなど映像作品にも出演している。1月の二兎社『書く女』に続き5月、劇団イキウメでは2作品目となる『太陽』(作・演出:前川知大)に出演する。

    オフィシャルサイト http://fmg.jp/woman/shimizu/

    舞台出演情報
    二兎社公演40『書く女』作・演出:永井愛
    1月21日~31日 世田谷パブリックシアター
    オフィシャルサイト http://www.nitosha.net/kakuonna2016/

    ヘアメイク:YUMI

    スタイリスト:南拓子(D-CORD)

    オフィシャルサイト http://d-cord.com/minami/minami.html

    衣装クレジット
    フラワープリントコート、白のニット(ともにスリックPR)、スカート、ヒツジバッグ(ともにコンジェ ペイエ アデュートリステス)

    お問い合わせ先
    スリックPR Tel 03-6755-1030  http://slick.jp/

    コンジェ ペイエ アデュートリステス Tel 03-6861-7658 http://www.adieu-tristesse.jp/adieu.html

  • 取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/