#3 映画プロデューサー Victoria Hon
釜山国際映画祭2015 Part 1
- Magazine ID: 2676
- Posted: 2015.10.14

並み居る映画人の中で、すっごく目立っていたのがこの人、韓肯(Victoria Hon)。
はじめは〝女優さん?〟と思ったけど・・・・、きりっとした居ずまい、周辺を見渡してはテキパキと指示を出す様子を見ると、只者ではない。
「私は中国の映画プロデューサーです。今回は中韓合作の『TIK TOK』のプロモーションをしています。今のところ、日本での公開は未定なんですよ、力を貸して下さる(笑)?」
流暢な英語でジョークも交え、極上のスマイル。いかにも有能そうなキャリアウーマンだ。映画界に入ったのは運命だったと、彼女は言う。
「中国の重慶で生まれて、6歳から18歳までは香港で暮らしていました。バンクーバーの大学に行って、そのときボランティアで、中国のドラマ制作会社のカナダ・ロケに参加したんです、通訳としてね。重宝がられて監督のアシスタントやカナダ人クルーのまとめ役なんかをやるうちに、〝卒業したらウチの会社にこない?〟って」
もともと映画好き、メディア好きだったこともあって、入社を決意。
「中国では誰でも知ってる有名企業だったし、私もひとりの中国人として、故郷のカルチャーを肌で知ることができるかな、と思ったんです」
-
取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://www.haginiwa.com/