まだ少しあどけなさが残るカワイイ系のこの美人は誰？　すでにご存じの方も多いと思われますが、虎南有香（こなんゆか）さんです。弱冠24歳にして芸歴12年。北海道産、道産子美人。

「三人兄弟の一番上で、弟と妹がいます。何かと家族で行動するのが好きな一家でした。休みの日は海か山に出かけるというのが恒例で、夏休みは北海道一周旅行したりしてましたね。夏は毎年真っ黒に日焼けしてました」

　円満で幸福な家庭という環境で、文字通り素直でスクスクと育ったようだ。ギスギスしたところや、変な気負いみたいなものが全く無い夏の向日葵のような印象。

「特に誰かに憧れていたというわけではないんですが、小学生の頃にダンス・スクールに通い始めました。そこからアクターズ・スクール（沖縄アクターズインターナショナル札幌校）に通うようになって、先生からオーディションを受けるように勧められて……。いい感じに話が進んで……。自分の中で『デビューするぞ！』みたいな気負いは全然なくて、好きでやっていたらいつの間にかデビューしてたっていう感じなんです」

　小学6年生の時に、あれよあれよという間に芸能界入り。持って生まれた才能がある人は放っておいても勝手に世に出てきちゃうのだ。すぐに4人組のユニットで歌手デビュー。大阪でレギュラーの仕事も決まり、小学生ながら下宿生活が始まった。

「中学3年までずっと大阪で下宿生活でしたけど寂しいと思ったことは全然なくて、仕事をすることが楽しくてしかたがありませんでした。仕事に行くというより遊びに行くという感覚でしたね」

　小学生にして早くも天職を見つけてしまったというわけか。