中学を卒業するとき、宮崎さんは〝高校を卒業するまで地元でしっかり勉強して、
大学に行こう〟と、自分で決断。今は早稲田大学の4年生だ。

「〝なんで女優1本に絞らなかったの?〟って聞かれますけど、
これで良かったと思います。私は流されやすいので・・・・。
一生懸命勉強したことは無駄ではなかったと思うし、
大学生活は、良い意味で〝ふつう〟の感覚を養ってくれています。
大学に行かなければ出会えなかった人たちに今、すごく助けられていますし」

 仕事と学業の合間には、ひとり遊びが得意とか。

「どこでもひとりで行っちゃいます。お散歩するのが好きだし、
ひとりでショッピングも映画も。本屋さんにずーっといるのも好きなんです。
でも、もっともっと引き出しを増やして、人間の幅を広げたい。
ですから去年1年の目標は〈人と会う〉ことにしました。
今年は〈友だちを増やす〉ことが目標です!」

  • 出演:宮崎香蓮(みやざき かれん)

    1993年11月20日生まれ。長崎県出身。第11回「全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞。08年映画『チェスト!』ヒロイン役で女優デビュー。早稲田大学社会科学部在学中。ドラマ『35歳の高校生』(日本テレビ系)『夜行観覧車』(TBS系)映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』舞台『2LDK』に出演した。

    オフィシャル・ブログ
    http://ameblo.jp/miyazaki-karen/

  • 取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『BAILA』『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://www.haginiwa.com/