#1 泣き虫バレリーナ
神村結花
- Magazine ID: 3585
- Posted: 2017.08.21
このところ、バレエ・ダンサーに注目が集まっている。パリ・ミラノ座のバレエ団に密着したドキュメンタリー映画がこの夏公開中だし、バレリーナを主人公にしたフランス映画『ポリーナ、私を踊る』が10月公開予定。そういえば数年前の『ブラックスワン』は異例の大ヒットを記録したはず。先日YEOで紹介した『ビリーエリオット』(現在上演中)も、バレエダンサーになりたい少年の物語。人間ワザとは思えない踊りを優雅に、ときに情熱的に魅せてくれるバレエ・ダンサーには、みんなリスペクトと関心を持つのだろう。
今週のYEOのヒロインも、バレエ・ダンサー。
「でもでも、私はバレエ・ダンサーとしては、そこそこ、なんです。YEOに出てくる人はみんな、何かしら表舞台に立っている人ですよね。そこに私が出たら〝あれ? フツウの人が出てきちゃったな〟〝こいつ誰だよ〟って思われるに決まっています」
すっごく謙虚。それでも今回、出演を決心したのは?
「今まで周りの人達が支えてくれて、応援してくれて、それでここまで来ることができたんです。いつも支えてくれる家族、もう第二の母のようなバレエの先生、たくさん力強い応援、ご指導をしてくださるバレエの先生方、欠かさず見に来てくださる方々、歴代の学校の先生、友達、ずっと共に頑張っているバレエ仲間、webCMでお世話になったスタッフの方々、この撮影の際にも協力してくださった舞台監督さんをはじめとするスタッフの方々、ステキなお衣装と共に、成長するきっかけを与えてくださっているお衣装屋さん
…私をここまで導いてくださった皆さんに感謝の気持ちを伝えられる機会があれば、と前々から思っていました。ありがとうございます、これからも頑張りますって」
笑顔で話し始めたけれど、だんだん感極まって目には涙。泣いて笑って、ときに号泣。忙しい。インタビューが終わる頃には、プロのヘア&メイクさんが撮影用にしてくれたせっかくのメイクも、すっかり流れ落ちてしまった。
さてさて本人がなんと言おうと、神村結花はふつうの女の子、だけじゃない。今週金曜日まで毎日更新のYEOが、そんな彼女の素顔を紹介します!
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出演 :神村結花 かみむら ゆうか
1998年11月18日生まれ。2002年より熊谷有梨バレエクラス所属。2013年4月より熊谷有梨バレエクラスアシスタント、2017年4月より同助教師となる。
★神村結花出演webCM TOSHIBA dynabook https://www.youtube.com/watch?v=3TwvCaM0aIM〈公演情報〉
【Studio de Danse Fusion Vol.6】藤野暢央プロデュース公演
「THE バレエ・ミュージアム」
2017年9月16日(土)・17日(日)【全3回公演】
16日(土) 開場:18:00 開演 :18:30
17日(日)<1回目> 開場:13:30 開演:14:00
<2回目> 開場:16:30 開演:17:00
チャコット・ダンスキューブ勝どきスタジオ
前売り4,500円 / 当日5,000円(税込み)全席自由席
http://www.chacott-jp.com/j/studio/info/detail4330ヘアメイク 小菅 孝 coque
HP http://takashikosuge.com/takashikosuge/home.html
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取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/