#3 ガラパゴス体験
矢原里夏
- Magazine ID: 3492
- Posted: 2017.03.29
目指したのは、ガラパゴス。最後の秘境、希少種の動物たちの楽園。いろいろ面倒な手続きが必要そうで、ひとりでふらっと行っても上陸を許してもらえないイメージだけど。
「行けちゃいました(笑)。ネットで調べたら、当時日本からのツアーで8日間ひとり100万円。しかもガラパゴスには2日間しか滞在できないんです。これじゃイヤだ、とりあえずエクアドルの空港に行けばきっとなにかわかるだろうと、向かいました。マチュピチュが見たかったのでまずペルーに行き、そこから山岳地帯をバスでエクアドルに入ったんです。30時間くらいかかったのかな。後からそのエリアは山賊が出没する、すごく危険地帯だったと言われましたけど、そんなこと知らずに。スペイン語はわからないけど〝ガラパゴス〟という言葉はみんなわかってくれて、あっちだ、こっちだって指さしてくれる。それをたどって行ったら着きました」
着いてみたらガラパゴスは、こちらのイメージを軽やかに裏切ってくれたという。
「日本ではいろんなこと言われていたんです。1年前から予約が必要だとか、突然行っても無理だとか。でも行ってみたらけっこう観光地で、スーパーもあるし宿もあるし屋台もたくさん出ている。日本での情報はなんだったんだろう?って」
そして海は、予想通りの素晴らしさ。念願のスキューバ体験は、最高だったという。
「アシカがうじゃうじゃいて、マンタが200くらい泳いでいて、視界が一面マンタになったこともありました。ハンマーヘッドシャーク、5㍍くらいあるシャークも群れで泳いでいました。びっくりです。ペンギンもいるし、地球上のすべての生物がいる、と言われているくらい、何でもいるんです!」
迷ったり考えたりするより先に、やってみる。動いてみる。矢原の行動の基準は、そこにあるようだ。
「今回のサハラマラソンは、ガラパゴスと同じような冒険感が今、私の中にありますね。やってみなきゃ、わからない。大変かもしれないけど、その分きっと、楽しいはずだって」
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出演: 矢原里夏 やはら りか
1984年生まれ。中学・高校時代はハンドボール選手として活躍。大学を卒業後一般企業に就職したが2年で退社。バックパッカーとして世界各地を旅する。後に学研『FYTTE』専属モデルオーディションを経てモデルへ転身。テレビやラジオなどのリポーター、MC、舞台などで活躍中。
オフィシャルブログ http://ameblo.jp/yahara-rika/サハラマラソン挑戦記 http://fytte.jp/feature/series/1701/sahara01.php/
Twitter⇒@RIKA_YAHARA https://twitter.com/RIKA_YAHARA
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撮影協力 ミレーストア東京 http://www.millet.jp/
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取材/文:岡本麻佑
国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。
撮影:萩庭桂太
1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
http://keitahaginiwa.com/