今週のYEOは、きれいなお姉さん登場。精神科医兼タレント、木村好珠だ。
 タレント活動のそもそもの発端は9年前、準ミス日本になったこと。
「私の父が、勝手に応募したんです。その年、私は医学部を受けると決めていたんですけど、父は私がどうせ落ちるだろうと思ったらしく(笑)、翌年の受験でハクをつけたほうがいいだろうと。親心、でしょうか」
〈ミスなんとか〉は、医学部受験にも、ものを言う?
「か、どうかはわかりませんけど、医学部受験は1次試験が筆記試験で、2次はほとんどの大学で面接と小論文なんです。インパクトを残せると思ったんじゃないでしょうか」
 お父様の思惑は外れて、彼女は見事、現役で医学部に入学。準ミス日本をきっかけにオファーが殺到し、しばらくの間芸能活動を楽しんだ。
「もともと、中学3年生の頃スカウトされていたんです。でも学校が芸能活動NGだったので、何もできませんでした。準ミス日本のタイミングで大学にも入ったし、やっぱり私、人前に出るのが好きなんでしょうね」
 とはいえ医学部の授業を、さぼるわけにはいかない。大学3年からは学業に専念し、無事に医師免許もゲットして、研修医としても2年間を無事終了。精神科医としてひとり立ちして3年目のこの春、タレント業を本格的に再開することになった。
「私、負けず嫌いなので、決めたらやらないと気が済まないタイプなんです。中途半端で終わりたくないなって」
 というわけで金曜日まで連日更新、木村好珠のハンパねー素顔を追いかけます。

  • 出演 :木村好珠  きむら このみ

    1990年2月28日生まれ。東京都出身。精神科医、健康スポーツ医。2009年度準ミス日本。2010年日テレジェニック。9年前に準ミス日本になり、その後2年あまりタレント活動をしていたものの、学業優先で一時期休業。その後無事に大学医学部を卒業して2年間の研修医期間もクリアし、現在は精神科の医師として勤務。そのかたわら、この春から本格的にタレント活動も再開した。AbemaTV「みのもんたのよるバズ」コメンテーター、TOKYO MX「ザ・ビジョナリー~異才の花押」MCアシスタントとして活躍中。

    twitter https://twitter.com/konomikimura

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/