今週の「YOUR EYES ONLY」は二度目の登場、大本 京さんです。
ん? 顔は見た覚えがあるけど、名前に聞き覚えがないと思ったあなた、正解。
4年前(2013年10月)に登場した時にはMIYAKOの名前で出ていました。

歌手MIYAKOとして活動をしながら、ヴォイストレーナー®として歌手の育成にも努めてきた彼女が、あえて本名で登場。そこには前回語りきれなかった、いえ語ることができなかった事情がありますので、その辺りの事情を聞いていきましょう。

そもそも、どうして歌手デビューのときに「MIYAKO」を名乗ったの?
「私たちが良く知る歌手の方々は、芸名を名乗る人が多かったというのもありますし、素の自分を隠したいということもありました。『京』という字は『みやこ』とも読むので、歌手として活動する時にはMIYAKOで」
MIYAKOのときには、つねに女王として君臨。ブログでも私生活を語ることはなく、あくまでもMIYAKOとして、他人に見られていることを意識した立ち居振る舞いを心がけているという。これぞセルフ・ブランディングですね。

一方、大本 京は素の自分であり、ヴォイストレーナー®である父のマネージャーであり、ヴォイストレーニング®のトレーナーでもある。一線を引いて活動していた彼女が公に本名を名乗るきっかけになったのは、テレビのオーディション番組出演のオファーを受けたことでした。

「今回、辛口審査員の講評がウリの番組に出演することになったのは、父が往年のオーディション番組出演時、辛口コメントで知られていたから。娘もヴォイストレーナー®として活動している、ということで声をかけていただきました」
往年のオーディション番組といえば、誰もが知っている数々のスターを輩出した、あの番組。では、審査員をしていた父上とは……?

  • 出演 :大本 京  おおもと きょう

    東京都出身。1月24日生まれ。水瓶座O型。小学5年生のころから独学でピアノ、作詞作曲を始め、中学時代にはフォークソングクラブを設立し、学園祭では初めてのライブを体験。高校時代はフォーク村同好会に所属、オリジナル曲でのライブ活動を中心に、ヤマハのポプコンなどにも出場。留学先のボストンのエンディコット・カレッジでは、コマーシャルアートを専攻。卒業後はデザイナー、アートディレクター、カウンセラーなど、多彩な才能を活かし第一線で活躍。1996年、ライフワークである音楽を再開。ニューヨークのカーネギーホール、ホノルルのハワイシアターなど、世界の檜舞台を経験。2009年10月21日、MIYAKOとして念願のメジャーデビュー。「着物 de Jazz」、年2回開催の「MIYAKO & Papa Special Live」など、精力的にライブ活動を行なう。2013年6月、コロムビア・マーケティング(SVACレーベル)より待望のファーストアルバム『白い花の咲くころ』を発売。全19曲入り。歌謡史100年の名曲の数々をジャズ・ピアニストの小泉宏がスウィートジャズコンボ風にアレンジし、MIYAKOが誘う魅惑の世界が完成した。
2014年3月、台湾台北にてコンサート。以降、歌手としてのライブ活動に加え、ヴォイストレーニング講演、セミナー、レッスン活動。2016年11月、コロムビア・マーケティング(SVACレーベル)より2nd.シングル「おぼろながれ」発売。2017年、歌手、ヴォイストレーニングのほか、研修やセミナー、原稿、ラジオ、テレビ出演など幅広く活動。Beauty Branding講座開講、音声アプリ「ヒマラヤ」ラジオデビュー/ヴォイストレーニング®コンテンツ提供、テレビ朝日「今夜、誕生!音楽チャンプ」(辛口)審査員出演、キネコ国際映画祭 オープニング出演など   
    公式ホームページhttp://miyako-creative.com/

    きものデザイナー:一道(重要無形文化財伊勢型紙創作江戸小紋)
    協力:株式会社ヤマナカアート

    ヘアスタイリスト:下平和代(ミニヨン/恵比寿)  

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  • 取材/文:加藤いづみ

    コピーライター。東京都出身。成城大学文芸学部卒。広告、SP、WEBのコピーライティング、企画、コンテンツ開発のほか、企業のPR冊子を定期的に制作している。
    Facebookページ(不定期更新)https://www.facebook.com/mi.company/

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/