「アクア・マエストロっていう資格を取ったこともあって、よく人に相談されるんです。どんな水を飲めばいいの? って。でも説明しても、なんかイマイチ、納得してもらうのが難しいんです、水って。その人が育ってきた環境とか、今までの水とのつきあい方があるから、それを変えるのは簡単じゃないんですね」

 日本各地で、水道水の味や質は千差万別。だから水道水が大好きでペットボトルを信用しない人もいれば、私はこれ、と決めたブランドの水以外、受け入れようとしない人も。ミネラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ボトルドウォーター、スプリングウォーターといろいろな種類の違いさえ実のところ、素人の私たちには、よくわからない。

「どの水を飲めばいいのか、専門家とかお医者さんによっても、言うことはさまざまです。でもはっきりしているのは、水は飲まないより飲んだほうがいい、ということ。朝、起き抜けに1杯、寝る前にも1杯。お風呂に入る前と後にも1杯。大体1日に1.5~2リットルが目安です。そして1回に飲む量は、コップ1杯分、150~250㏄くらいです。それ以上は1度に飲んでも、身体に吸収されずに出ちゃうだけなんですよ」

  • 出演:宝積有香(ほうしゃく ゆか)

    1975年7月6日生まれ。北海道出身。北海道でモデルやローカル番組などに出演後、1995年に上京して女優・タレントとして活動開始。BS-TBSの『ケータイ刑事 銭形シリーズ』では〝○○クィーン〟と肩書きがつく役で出演、一部ファンには〝クィーンさま〟と呼ばれている。ドラマ、舞台、映画、CMなどで幅広く活躍。水に関心を持ち、アクアマエストロという資格を得て、フェイスブックや各メディアで水に関する啓蒙活動を続けている。

    オフィシャルブログ http://stblog.stardust-web.net/hoshakuyuka/

    舞台『前向きな人達』(仮題)

    12月6日~13日 情報公開は順次オフィシャルサイトにて公開予定。
    オフィシャルサイト http://official.stardust.co.jp/houshaku/index2.html

    ヘアメイク:上田忍 (S☆mode)

  • 取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『BAILA』『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://www.haginiwa.com/