パーティも終盤になって会場全体を見渡し、「なんだかすごいパーティだな」とつぶやいていたのが、キネコ映画祭の仕掛け人・田平美津夫さん。
「こんなにいろんなジャンルの人たちが集まる場所、他にありませんよね。いろんな世界の人と人脈作れますねー!」
 たしかに、YEOのパーティは毎年、カオス状態。これが7年も続いているんだから、なかなかのもんです。
「あの記事を見てキネコ映画祭に関心を持ってくれたり、興味をもってくれた人がたくさんいました。いろいろ、思いがけない方面からのアプローチもあって、すぐに何かの形になるとは言えませんけど、可能性は広がっています」と、田平さん。「1日目の記事に〝正体不明のオッサン〟と描かれて、トホホ、と思いましたけど、そうか、たしかに〝オッサン〟かもな、って(笑)」
 その田平さんをYEOに紹介してくれたのは、歌手MIYAKOであり、ヴォイストレーナーⓇでもある大本京さん。長年、幅広い活躍を続けている大本さんだからこそ、こんなコメントが。
「一流カメラマンが撮ってくれるわけだし、プロフィール紹介として最高ですよね。初めての方とお仕事をするときには、YEOの記事を見てください、とお願いすることにしています。私の人となりが大体わかっていただけますから」
 とはいえ、YEOはプロフィール紹介だけじゃ、ありません。今、世の中にはこんな活動をしている人がいる。こんなふうにガンバッてる人がいる。こんな発想でこんな生き方をしている人がいる。萩庭氏のカメラが、「面白い!」と思う人たちを撮って撮って、それで成り立っているのが、YEO。
 これからも、YEOをよろしくお願いします!  

田平美津夫 18年11月5日
大本京 17年11月6日/13年10月

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/