それにしても。強気かと思えばネガティブ発言。負けず嫌いで自分も嫌い。おとなしそうだけどうるさくて、うるさいくせに人見知り。
「そうなんです。自分でもよくわからない性格なんですよ」
 16歳なら、無理もない。
だってこれから自分を作っていく時期なのだもの。いろんな出来事に遭遇して、自分がそれにどう対応するかで、自分自身を見つけていく。自分は案外バカかも、とか、意外とイケてる、とか、その繰り返しで、中に眠っている自分が掘り起こされていく。
それに、これから勉強とか恋愛とか仕事とか結婚とか出産とか、いろいろいろいろ、したいことは増えていく。したいことが見つからなければ、何もしなくても、それも人生。
「趣味っていうのかわからないけど、いっつもYouTubeを見ています。ユーチューバーさんのを見るのも好き。『大食い』がすごい好きで、人がラーメンとかお肉とか食べてるのを見るのがめっちゃ好き。ドラマや映画も見ます。お風呂の中でも寝る前にベッドでも、朝ご飯食べてる間も。物語を見るのが好きなんです」
 たぶん、そのうち、自分の物語が始まったら、そっちのほうが面白くなるはず。そのときはまたYEOに登場して、自分の物語を教えてね。
 はじめまして、16歳。これからも、よろしく!

  • 出演 :玉田志織  たまだ しおり

    2002年2月20日生まれ、宮城県出身。2017年8月第15回全日本国民的美少女コンテスト 審査員特別賞受賞。2018ユニチカマスコットガール。第90回記念選抜高校野球大会センバツ応援イメージキャラクター。TBSラジオ『High School a go go!!』(毎週月曜日21:00~21:30)レギュラー高校生サポーター。ファースト写真集「はじめまして 16歳。」(ワニブックス)2018年6月30日(土)発売。

    オフィシャルサイトhttps://beamie.jp/d/shiori_tamada.html

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/