実はこのMIZMO、すでに海外でも公演を成功させている。2016年にはパリ、2017年4月にはワシントン・ニューヨーク・フィラデルフィア。さらに5月、アメリカロサンゼルスではメジャーリーグ:ドジャース対マーリンズ戦の『ジャパンナイト』では日米両国の国歌を斉唱し3声での両国国歌斉唱は史上初の快挙となり、観客から大きな声援と拍手をもらっている。
「めちゃめちゃ気持ち良かったです! 直前に緊張していたんですけど、ふたりの顔を見たら落ち着いて、『もう、行っちゃえ!』って(笑)」(AKANE)
 NEKOがいるおかげで、コミュニケーションも取りやすい。海外進出も夢じゃない。
 とはいえ、当面の目標は、ワンマンライブを開催すること。レパートリーも増えてきたので、いろいろな曲を歌うチャンスが欲しいとか。
「ロックもアニソンも洋楽も歌うし、アカペラで歌わせていただく機会も多いんですけど、どんなときでも私たちMIZMOは、演歌をベースに歌います。そのカッコよさを、みんなに知って欲しいです。『水』のように清らかに、『雲』のように自由に…『水雲』を1度、聴いてみてください!」(NAO)

  • 出演 :水雲 MIZMO  みずも

    本格派演歌ガールズグループ。三声のハーモニーで演歌の新しい境地に挑戦する。
    メンバーは演歌・歌謡界の異才、作曲家水森英夫氏の門下で武蔵野音楽大学声楽科出身のNAO、NHKの歌番組でチャンピオンになり、水森氏にスカウトされたAKANE、アメリカ出身、日本のアニメ専門学校在学中に水森氏の目にとまったNEKO。2017年9月6日『帯屋町ブルース』でメジャーデビューを果たした。
    MIZMO 公式サイト http://www.mitsui-ag.com/mizmo/

  • YEOからお知らせ:YEO専用アプリ

    このYEOサイトにダイレクトにアクセスするためのスマホ・タブレット用の無料アプリです。
    とてもサクサク作動して、今まで以上に見やすくなります。ダウンロードしてください。
    iOS版 iOS

    Android版 Android

  •  

    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/