11月の23日、日本に到着。24日の早朝から、イル・ヴォーロはNHKの人気番組『あさイチ』に登場、有働由美子アナやイノッチ(井ノ原快彦)の前で生歌を披露した。圧巻は『グランデ・アモーレ』だった。
この曲の導入部はジャンルカ、イニャツィオ、ピエロがひとりずつ、ソロで歌ってつないでいく。深くて甘くて切なくて情熱的でセクシーで、それぞれの声の魅力を堪能したところでクライマックス、3つの声がひとつになる。そのハーモニーの美しさと迫力は、イル・ヴォーロならでは。3人の若きイケメンが思いのたけを込めて歌うラブソングは、まるで3人に交互に口説かれているようで、気分はあがりっぱなし。
この曲は彼らの最高のヒット曲。本国ではITunesEPチャート、ビデオランキングを総なめにしたとか。ミュージックビデオの再生回数は1億回を超えたという。あのフィギュアスケートの帝王と呼ばれたプルシェンコが2016年NHK杯スペシャルエキシビジョンで使ったことでも知られている。まだ聴いたことのない人は、ぜひお試しを。

 とはいえ、『グランデ・アモーレ』はイル・ヴォーロの魅力のごく一部。この3人それぞれの魅力と、彼らの〈これまで〉と〈今〉と〈これから〉は、明日からの記事をお楽しみに!

  • 出演 イル・ヴォーロ:

    イタリア男子3人組のヴォーカル・トリオ。ジャンルカ・ジノーブレ(Gianlica Ginoble・22歳)、ピエロ・バローネ(Piero Barone・24歳)、イニャツィオ・ボスケット(Ignazio Boschetto・23歳)の3名で構成。オペラのアリアからポップスの名曲まで絶妙なテノールで歌いあげる。ヨーロッパ、ラテン・アメリカ、アメリカ公演はすべて大成功している。
    オフィシャルサイトhttp://www.tate.jp/concert/IL%20VOLO/concertgilvolo.html

    【コンサート情報】
    IL VOLO初来日記念コンサート『Notte Magica~魅惑の夜~』
    11月29日(水)オーチャードホール(完売)/12月1日(金)カルッツかわさき(川崎市スポーツ・文化総合センター)
    http://www.tate.jp/ticket/ilvolo/ticketilvolo.html

    【新譜情報】
    『グランデ・アモーレ』11月22日日本リリース。2015年にリリースされたこのアルバムは、アメリカのビルボードではクラシカル、ラテン・ポップの2部門で1位、ラテンチャート2位に輝くなど世界各国で大ヒット。日本初回限定盤にはLIVE DVD付き、ボーナストラックも収録。 
     http://www.sonymusic.co.jp/artist/ilvolo/info/487323

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    取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/