ゴルフボールをクラブで打つかわりに、サッカーボールを蹴って、蹴って、また蹴って。ゴルフと同じように、カップに入れるまでの回数の少なさを競うゲーム、知ってました? それが、フットゴルフ。誰が考えたのか知らないけど、アメリカとかアルゼンチンでは国内に100ヵ所以上もフットゴルフ場がある、人気の競技なのだとか。日本でも2~3年前から愛好者が増え始め、今年1月開催されたワールドカップにも日本選手16人がエントリー。その中にこの人、堀之内聖さんがいた。
 堀之内さんといえば、元サッカー選手。Jリーグの浦和レッズに10年在籍し、プロ生活12年。2年前、引退と同時に浦和レッズのクラブスタッフへと鮮やかに転身して、サッカーファンをあっと言わせた。そんな彼がサラリーマン生活のかたわら、どんなふうにフットゴルフと出会い、たった半年後にワールドカップ出場を決めたのか。サッカーファンもゴルフファンも、どっちでもない方も、明日からのYEOをお楽しみに!

  • 出演:堀之内聖(ほりのうち さとし)

    1979年埼玉県生まれ。Jリーガーとして2002年~2011年浦和レッドダイヤモンズ、2012年横浜FC、2013年モンテディオ山形にて活躍ののち、2014年1月、現役引退。以後、浦和レッズのクラブスタッフとして勤務している。2016年『FIFGアルゼンチンワールドカップ2016』の日本代表に選ばれた。

    日本フットゴルフ協会 オフィシャルサイト http://www.jfga.jp/

    浦和レッドダイヤモンズ オフィシャルサイト http://www.urawa-reds.co.jp

  • 取材/文:岡本麻佑

    国立千葉大学哲学科卒。在学中からモデルとして活動した後、フリーライターに転身。以来30年、女性誌、一般誌、新聞などで執筆。俳優、タレント、アイドル、ミュージシャン、アーティスト、文化人から政治家まで、幅広いジャンルの人物インタビューを書いてきた。主な寄稿先は『éclat』『marisol』『LEE』『SPUR』『MORE』『大人の休日倶楽部』など。新書、単行本なども執筆。

  • 撮影:萩庭桂太

    1966年東京生まれ。東京写真専門学校卒業後、フリーランス・カメラマンとして活動開始。
    雑誌、広告、CDジャケット、カレンダー、WEB、等幅広いメディアで活動中。
    ポートレート撮影を中心に仕事のジャンルは多岐にわたる。
    「写真家」ではなく「写真屋」、作家ではなく職人であることをポリシーとしている。
    雑誌は週刊文春など週刊誌のグラビア撮影を始め、幅広い世代の女性ファッション誌の表紙を撮影中。
    http://keitahaginiwa.com/